輸出が持ち直しており、このところ続いてきたドル高の悪影響は最悪期を過ぎたことを示唆している。原油安に伴って輸入額が減ったことも貿易赤字の減少につながった。
米国の第3・四半期の国内総生産(GDP)は年率1.5%の成長を示したが、貿易のGDPに対する影響は中立的だった。 第2・四半期の堅調な3.9%成長からの減速は、在庫投資の積み増しペースが落ちたことと、エネルギー関連企業で続く投資削減の動きを主に反映している。
NIKKEI NET の 2005年9月16日のニュースで報道された05年上半期の米経常赤字は過去最大の3943億ドル。
そして米商務省が16日発表した上半期の米経常収支(季節調整済み)では3943億2300万ドルの赤字。
昨年下半期よりも11.0%増え、半期ベースの過去最大を更新した、ということになります。
ここで、素朴な疑問として、アメリカは何故こうして赤字を流し続けているのか?と考えられた方は少なくないはずです。
こうした非常に素朴な疑問に関して、日本の新聞を含めたいわゆるメジャーなメディアには実は、何も書いていません、というか書けない事情があるものと推測しています。
そこで今日は、私の専門分野にも重複するテーマですので、こうした点について、どこまでできるかわかりませんが、できるだけわかりやすく解説してみましょう。
米国政府・財務省は国債を発行して、民間銀行に買わせることでドルを手に入れます。
民間の銀行は、国債をドルで買い入れているのですが、そのドル紙幣は連邦準備制度が印刷して製造しています。
米国政府・財務省が国債を発行する一方で、FRBはドル紙幣を印刷する。
という図式です。ここまではわかりますね。単純な仕組みです。
現在の米国は、世界最大の債務国つまりたくさん借金をしている国です。
借金には当然のことながら利息がつきます。
で、アメリカ流に先に結論を書いてしまうと、その利息は、借金を貸し付けた貸し手のところ、つまり連邦準備銀行を所有する銀行家たちのところへ流れることにな っています。
では連邦準備銀行銀行を所有しているのは、誰なのでしょうか?
以下がそのリストです。
ロスチャイルド銀行・ロンドン
ロスチャイルド銀行・ベルリン
ラザール・フレール・パリ
イスラエル・モーゼス・シフ銀行・イタリア
ウォーバーグ銀行・アムステルダム
ウォーバーグ銀行・ハンブルク
リーマン・ブラザーズ・ニューヨーク
クーン・ローブ銀行・ニューヨーク
ゴールドマン・サックス・ニューヨーク
チェース・マンハッタン銀行・ニューヨーク
ざっとご覧になるといわゆる「名門」銀行(金融機関)ばかりですね。
これらの銀行は、チェース(チェース=ロックフェラーもユダヤ系?)を除いてすべてがユダヤ系と言われる金融機関です。
つまり、外国の金融機関が米国の中央銀行を所有している、ということになります。
これらのユダヤ系金融機関の繋がりは、『赤い楯』という本に詳しく載っています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087728161/250-7573891-0942668
こちらに詳しい目次があります。
http://www.oct.zaq.ne.jp/poppo456/in/b_rothschild1.htm
赤字を出し続ける動機と原因は、こうした銀行家たちにとって、負債が大きければ大きいほど、自分たちのところに入ってくる利息が増える からなのではないかと推測されます。
この利息は米国の国民が払い、この利息で儲けているのがFRBの所有者ということになります。
いいかえると、米国は莫大な借金を抱えていたほうが都合がいいことになるのです。
アメリカ政府が累積債務を巨額に抱えているということは、FRBを所有する銀行家たちにとっては、このうえなく「おいしい状態」なのです。
もし米国が財政黒字を続け、その黒字分で国債を償還してゆくと、経済社会での流通通貨が不足するという不思議なことになってしまいます。
世界の通貨の基準となっているドルを発行する連邦準備制度というのは、世界中の富を略奪する機能を持っている機関だと言い換えることができるでしょう。
しかも、FRBは特権的に法人税が免除されています。
さらに連邦準備銀行の監査の制度がないため、連邦準備銀行がどのような活動をしても、その内容および結果に関する監査を行い、情報を公開する義務が存在しないのです。
さらに驚くべきことに、連邦準備銀行の利益がどのような金額と形で株主に支払われているのかも、アメリカ国民には知らされていないのです。
このような事実に、メディアが沈黙しているのは、メディアも連邦準備銀行の株主たちによって所有されているからです。
ユダヤ銀行を牛耳っているロスチャイルド一族は、すでにアメリカの独立戦争の時から、中央銀行を創出してアメリカ経済を支配することを目論んでいた ふしがあります。
アメリカが独立戦争でイギリスの支配を脱したあとの目標は、経済の支配だったということになります。
経済的基盤の確立は、個人にとっても最も重要な生活のための最優先事項ですから、こうした経済支配を目標にするというのは、考え方としては特に不自然なことではないと思います。
ニューズウィーク日本版によると、アメリカの経常収支は赤字のため、毎年GDPの4%相当のお金を借り入れる必要があります。
その大部分は、GDPの 2-3% 相当の余剰貯蓄をかかえている日本からの借金なのです。
現在の米国の経済を支えているのは、他ならぬ日本なのです。
少しは安心しましたか?(笑)
これは半ば公然の秘密?であり、これ以上深く潜行すると浮上できなくなる恐れがあるので、このあたりで浮上しますが・・
ネットで調べればたくさんの情報がありますから、興味のある方はご自分で調べられると、面白いテーマだと思います。
たまにはいいかなと、ちょっとアカデミックなテーマに触れてみました。
出典
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