上は2016年1月4日でスキャンした表示画面。
なぜ1月4日なのかというと、日経平均の週足チャートが下のように、ショートサイドへ崩壊しようとしているからです。
1月4日にギャップダウンして始まれば、上の黄色いマークのどこかで始まるわけです。
つまり赤い20MA(20週移動平均線)の下からチャートが始まれば、ショートすればいいわけです。
その候補銘柄を探すためのもの。
スキャン手順
◆スキャンする日付を指定
4日にショートできる銘柄を探すわけです。
今回は「全日」を選択しています。
「週末」だけの日付を表示させることもできます。
◆次にエントリー方向と抵抗線を抜けるのが日足なのか週足なのかを選択します。
今回は 週足と日足が5日間で形成する抵抗線を抜いた銘柄を探しました。
するとこのように候補銘柄が表示されます。
上のリストから今回はチャートでチェックし・・
アサヒビール(2502)
キリンHD(2503)
スズキ(7269)
キヤノン(7751)
ソフトバンク(9984)
の5銘柄を選択。
つまり、縦線の4日の始値あたりでショートです。
アサヒビール(2502)
キリンHD(2503)
スズキ(7269)
キヤノン(7751)
ソフトバンク(9984)
さて20日終値での損益は?
アサヒビール(2502) 200株 +6万9千円
キリンHD(2503) 400株 +4万9千円
スズキ(7269) 200株 +8万7千円
キヤノン(7751) 200株 +8万円
ソフトバンク(9984) 100株 13万5千円
含み益合計+42万円
投下資金は102万5千円ですから、3週間で40%弱の利回り。
年利回り換算だと何と640%!
というわけで、このツールを使えば自分で銘柄を選び、独自の投資信託を運用することができるのです。
ショートエントリーはマーケットが始まって、適当なところでOK。
しばらく様子を見ながら、できるだけ高いところで売る、という楽しみもあります。
昼間カイシャ勤めでも、スマホから、のんびりと空売り・・なんてこともできます。
難しいスキルは全く不要。
株価のチェックは週一回でOK。
なにせ、1週間でローソク足が一本形成されるという「のんびりトレード」なのでストレスなし。
金曜日か、土日の時間があるときに、チャートをチェックするだけという気楽さ。
この週足スキャンを使えば、過去のデータを使い、シミュレーショントレードもできます。
業績発表などのブレも、週足ならノイズとして吸収してくれますからね。
というわけで、日本株ならこの週足トレードがお薦めです。
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週足スキャンを米国株で検証の続きであります。
週足スキャン・プロトタイプでは日本株での検証でしたが、今回はナスダック。
あれから指数を組み込み、指数が条件に填まった時点での、銘柄選択を検証してみました。
週足トレードの場合、銘柄選択はひたすらチャートをチェックして分類する。
という作業が必須なのですが、これは結構時間のかかる作業となるわけです。
そのため「スイングスキャンの週足版」のようなものがあればなあ・・
と漠然と考えていたのです。
2014月07月28日(月)に書いた日本株週足トレードの銘柄は現在どうなっているか?
ということで検証をしてみました。
つまり19銘柄中で、エントリーできるパターンは、たった2銘柄。
チャートで見るネットエイド日本株では、ハイローバンドを使った週足トレードについて書いてきたが、今日は日足で週足銘柄を探す方法を解説。
これは「スイングスキャン・プロ」というスキャニングツールを使う手法だ。
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