FMOCの利上げ決定の翌日にあたる、米国ナスダックマーケット17(木)は溜飲の下がる展開でした。
10銘柄全てにエントリーすると?
ロングサイド・クイックマジックで5銘柄 ▼1030 ドル
INTU ▼160ドル
VIAB ブレイクイーブン
ALXN ▼90ドル
SCTY ▼600ドル
LRCX ▼180ドル
ショートサイド クイックマジックで5銘柄 +2740ドル
AMGN +1150ドル
TSLA +280ドル
VRTX +400ドル
BIIB ▼280ドル
CELG +1190ドル
両サイド10銘柄で +1710ドル
ロングサイドは壊滅でしたが、痛かったのは SCTY。
1000株銘柄なので、いきなりマイナス600ドル。
ということで、ロングサイド銘柄のトータルは ▼1030といきなり千ドル越え。
しかし捨てる神あれば、救う神あり。(笑)
AMGN +1150ドル
AMGNはトレンドラインに沿って下落。
で、他のショートサイド銘柄はというと・・
TSLA +280ドル
VRTX +400ドル
BIIB ▼280ドル
つまり3銘柄で+400ドル
ロングサイドのロスと相殺すると▼630ドル
つまりまずはこの分をAMGNとCELGで勝てばいいわけです。
CELG +1190ドル
CELGはアタマで▼100ドルまでプルバックが来たのですが150ドルまでは許容できるので我慢。
その後も揉み合いましたが、AMGNが順調に下げていたので、ひたすらホールド。
赤い61.8%を越えるとあっという間にレンジアベレージまで下落。
結局この2銘柄で+2340ドル、ロングサイドトータルの▼1030と相殺すると・・
何と両サイド10銘柄で +1710ドル
というわけで、FMOCまでの3日間の、イマイチだった成績を一気に更新してくれたわけです。
このトレード方法は、カットロスが非常にハッキリしているというのが、ポイントです。
ロングサイドのSCTYのように、エントリーした足が反対色なら次のアタマでカットロス。
このわかりやすい基準が「判断を迷う」というストレスから守ってくれるため、心理的に非常にラクになるわけです。
ほとんどの場合、ローソク足の3本目のアタマで、カットロスすべき銘柄の処理は終わってしまいます。
あとは、少しでもプラスになっている銘柄が、最大の利益になるよう、処理することに集中するだけ。
AMGN と CELG がゼロでも、ロングサイドのロスと相殺すると▼630ドル。
これが想定できる最大の負けなので、この程度なら2銘柄で十分取り戻せるチャンスがあるのです。
そのためプルバックも150ドル以下なら我慢できるのです。
なぜならこれだけポジティブな心理状態で、カットロスを我慢できるのか?
理由は簡単です。
今までの履歴を見ればわかるように、トータルで大きく負けるということは皆無だからです。
もちろんミスがあるとダメですよ。
ミスさえなければ、必ず勝てるトレード方法なのです。
手仕舞いの際、最大の利益になるように考えながら作業に集中できる。
つまり、心理的に非常に有利な状態で事を運べるのです。
負けをひっくり返すという、いわゆる「どんでん返し」の醍醐味を心ゆくまで楽しむことさえできるのです。
仕事が楽しいというのは、続けるうえでの強力なモチベーションになります。
この日は2銘柄を2時間以上ホールドしていたのですが、トータルでプラスに転じてからは、まさに天国。(笑)
午前2時頃まで起きていましたが、楽しいと全く苦にならず。
それにこういう残業はごく希にしかありませんからね。
たまにはいいものです。
それに2時間半で、10万円も稼ぐことができるというビジネスモデルが他にあるでしょうか?
そしてそのコストが非常に低いのも、大きな魅力です。
店舗や人件費のコストがないわけですからね。
必要なのは自分の人件費だけ。(笑)
というわけで、このトレード手法はこれからの時代のための、個人が完全なる経済的自立を達成できる、唯一の手段だと自負しています。
さて今晩もどうなるかが、楽しみです。^^V