Givin' It Up
City Lights
When I Was Your Man
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When I Was Your Man
というのは、自分の日記と多くの新着日記を比べてみると、ある違いがあることに気がついたからです。
日記というのは、まさにその人の「考え方」というか、頭の中で「何が起こっているのか?」ということを知るには、とてもいい手がかりになります。
ほとんどの日記は、今日何があったのかとか、そのことでどう思ったのか、などというように、いわば自分の庭に植えられ、芽を出してきたものや、それを見てどう感じたか?というような点に関して書かれています。
自分の庭はこういう庭にしてみたいとか、こういう庭に見えているだろうとか、こう見えて欲しいなどというように、様々な思惑も同時に楽しむことができます。
ですが自分の考えをもう一度掘り起こし、日に当てたり空気に触れさせ、時々肥料をやるように、考えることで内面を耕しているという庭を見かけることは、ほとんどありません。
自分が考えたように物事を進めたり、自分が漠然とでも「こうしたい」と考えた生き方をするためには何がが大事なのか?
ということを考えると、雑草を抜いたり、時には植え替えをしたり、時には庭師の意見を聞いたりなどの、手入れが必要になります。
そうでなければ、気がつくと雑草だらけだったり、肝心の咲かせたい花が萎れてしまっていたりなどというように、なってしまいがちです。
毎日の生活の中で、こうしたことに注意を向ける時間がどれくらいあるのか?
というと、なかなか時間がないのが普通だと思います。
私は日記を書くとき、漠然とですがこうしたことを意識をして書こうと決めて、日記を始めました。
どのような状況に直面しても、考えることで突破口を開くことができる。
こうした考えは、本でも触れていますが、アメリカで「仕事がなくなったときの経験」という体験によって、強い確信となって心の中に根を下ろすことになりました。
自分の言動や毎日の行動というのは、自分が普段考えていることがベースになっているわけですから、塵も積もれば方式で繰り返すことが、最も効果のある方法なのです。
そのためには、その考えによって起こした行動を分析することで、経験を磨くことが重要になります。
そうすることで何を収穫したいのか?ということが、はっきりとしてくるのです。
これが明確にならなければ、何の種を蒔くのかを決めることはできません。
ですがいざ「自分の庭にはどういう花を咲かせたいのか?」と考えると、なかなかそのイメージが湧いてこなかったり、あれもこれもと欲張ってしまい、結局は雑然とした庭になってしまったりしがちです。
具体的に例を挙げてみましょう。
ちょうど今オフィスの引っ越し中なので「住む」ということに関していえば、買うのか借りるのか?という選択肢がまずあります。
こうした単純な事に関しても、人によって様々なパターンがあるでしょう。
「買うのか借りるのか?という選択肢」だけに限ってみても、意外と明確であったり、まだはっきりと決めていなかったり、成り行き任せだったり、計画的だったりと、千差万別のはずです。
これにはもちろん、仕事場との距離や、費やされる時間、自分の中での重要性、経済的な負担など様々な要素が絡んでいます。
そのため成り行き任せになりやすく、意外と思いつきや世間一般的に言われていることを鵜呑みにし、自分で深く考えずに簡単に決めてしまっていたりなど、まさに人それぞれ。
雑然としているけれど、自然に任せた庭がいいという方や、自分でこうしたいというプランを立ててそれに従って生活するのがいいという方もいらっしゃるでしょう。
ですが時々は、自分が望んだものになっているかどうかを見て回る時間を作り、必要なら除草剤を撒いたり、肥料をやることも必要です。
20年前は仕事場と自宅は別の場所のため、通勤に往復2時間ほどの時間をかけていました。
ですが7年前には、自宅は仕事場から自転車で10分の距離に、そして今回は自分の書斎兼仕事場を念願の、同じ建物の中に持つことができるようになりました。
時間をかけて計画をしたことを実行すれば、ほとんどのことは、このようにある程度自分が希望する方向へできるものだと思います。
「夢物語ではない叶えることができる具体的な希望」を持つことは、生き生きとした目の輝きを失うことなく、毎日を過ごすには、最も良く効く特効薬です。
どんな小さな事でもいいから、計画を立て、それを実現するという体験をすることです。
小学生の頃には誰もが持っていたこうした考え方は、オトナになったいまだからこそ、引っ張り出すべきなのではないでしょうか。
埃を払い、今までのあなたの人生経験を使って毎日少しだけでも磨き続ければ、それはきっといつか美しい花を咲かせることに役立つはずです。
そう信じるだけでも、元気が出るというモノではないでしょうか?
出典
灘・東灘方面
SONY α7R II + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS
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