日記は、量を書くためのとても良い練習場所でもあります。
書き始めて2ヶ月ほど経ったとき、日記につけられるコメントというのは、自分の日記がどうだったのかを占うための、とてもよいバロメータになることに気がつ いたのです。
それに書き続けるというモチベーションが低下してきたとき、コメントはパワーを与えてくれます。
以前いつかの日記で書きましたが、書く力がついてくると、読む力や考える力も比例して向上してゆくものです。
学生ならレポートや論文など、様々な節目での区切りで書く力が問われ、社会人になるとさらに報告書や企画書などで、上司やクライアントを説得出来るかどうかが、自分のポジションや経済力に大きく影響することを、知ることになります。
つまり、自分の生活を向上させるたければ、まず書く力を向上させればいいということになります。
これは特別に費用が掛かるわけでもなく、自分のやる気を継続させることさえできれば、誰でもできることです。
というわけで、これはラッキー!とばかりに、とにかく「休まない」ということで書き続けました。
いわゆる書く「マラソン」を続けたというわけです。
今は日記を書くとき、テーマを決めてから大体20分から1時間ほどで書き上げます。
毎日よくそんな時間があるものだと思われるかもしれませんが、もちろん丸一日かかって書いているわけではありません。
いくら私が暇だといっても、それは言葉のアヤですからね。^^
日記を書くためにかかる時間はいくら長くても2時間。
それでは最長2時間でどれくらいの長さのものが書けるのかというと、「持ち家の光と影」や「住めば住むほど得する理想の住宅」などの日記がそれに該当します。
これくらいの長さだと4000字程度の分量で、400字詰めの原稿用紙に換算すると約10枚分に相当します。
私の場合mixi を利用して書く訓練をすることで、これくらいの長さが書けるようになったというわけです。
1年ほどでそれができるようになると、次は内容によって意識して短めにしたり長めに調節しながら書くように目標を設定しなおしたのです。
そしてようやく最近になって、一応の目的を果たすことができるようになった、というわけです。
日記の下書きをする白紙のページには、文字数が分かるように一番上に数字を振っています。
0102030405060708091011121314151617181920212223242526272829303132
ブラウザを一ページ分スクロールさせると、空白行を含めて大体 32文字×25行 で 約800字文に相当するので、どれくらいの量を書いたのかが、おおよそわかるようになっています。
これに慣れれば、大体の分量がわかるようになります。
もちろん写真を挿入すると文字は少なくなりますが、それも書くという表現の要素だということにしてカウントしています。
一冊の本は原稿用紙300枚ほどの分量ですから、日記の平均的な長さを原稿用紙5枚とすると約2ヶ月で、一冊の本を書く分量を書いていることになります。
このようにして自分にノルマを課して書いてきたのですが、こうした工夫をすることで、毎日これだけの量を書き続けることができたというわけです。
何故そこまでするのか?
自分の生活を向上させるたければ、まず書く力を向上させればいいということを書きましたが、別に根拠があるわけではありません。
まあ言ってみれば書くための屁理屈なのですが、それはともかくとして、文章の質を向上させるには、量というノルマを守り、一定量を書き続けることだと考えたのです。
書くためのノウハウ本にも、確かそういうようなことが書いてありましたしね。
そうやって書いているうちに、だんだんと無駄な力抜けて書けるようになり、それができるようになると、不思議と内容のことを考えながら書くことができるようになるものなのです。
一つの日記にも、音楽で言えば、イントロ、メロ、サビ、エンディングというような要素が網羅されていれば、かなり読みごたえのあるものになるということもわかってきました。
ですが最初からそう、うまくは書けるものではありません。
まずは自分に課したノルマを守る、ということを続けていると、だんだん意識しなくても、そういうように考えながら書けるようになってくるのです。
というわけで今日は原稿用紙2枚分でおしまい。(笑)
出典
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