そうなると、ロングサイド銘柄で何とか マイナス920ドル を挽回できないか?
と誰もが考えるはず。
だがロングサイドの YHOO は -40ドル MDLZも -40ドル。
ローソク足3本目でトータル -80ドル が確定。
つまり残る3銘柄トータルで、計算上 約1000ドル が必要になるわけだ。
で生き残った3銘柄の4本目の時点での含み益はというと・・
VRTX +500ドル弱
CHTR +80ドル弱
QCOM +90ドル弱
含み益はトータルで +670ドル
さて8本目・・
QCOMは +40ドル。
236ガイドラインで跳ね返るのを待つしかない。
今回の目標額はトータルで千ドルだから、ここで40ドルくらい獲っても仕方ないからね。
プランBとして、跳ね返らなければ、ブレイクイーブンで逃げる。
なのでQCOM君はあてにならない。
一方で好調だったのがCHTR。
300株なので、次の足のアタマで確定すると、たぶん +400ドル あたり。
さてVRTXが微妙なパターン。
500株なので今までの最高値まで行けば +650ドル。
するとCHTRの 400ドル と合わせ、トータルで 千ドル あたりまで獲れそうだ。
しかし現在の足の終値は +430ドル くらい。
ただ上ヒゲトレンドラインが右下がりで怪しくなってきている。
+650ドル を狙って、もし次が陰線で下げてしまったら +300ドル 以下。
236ガイドラインあたりまで下げたら、ほとんど利益なし。
次の足のアタマで出れば +400ドル は確保できそうだ。
そうなるとCHTRとで +800ドル。
あとはQCOM君次第。
ひょっとすると 千ドル に届くかも知れない。
+800ドル を確保するのか?
それともVRTXで650ドルを狙い、トータルで千ドルオーバーを狙うのか?
そのかわり上がらなければ、CHTRだけのゲインでトータル +400ドル だけ。
VRTXは次のアタマで手仕舞いが正解だった。
結局VRTX は+400ドル。
CHTR は +450ドル
QCOM君は頑張ってくれて+200ドル
こうして無事合計 +1050ドル。
目標だった 1000ドル を上回ることができたというわけだ。
こうしたケースでVRTXのように揉み合う場合、まずは必要な利益を確保することを優先すべきだ。
ホールドしている銘柄のトータル損益を最大にし、リスクを下げるのがトレーダーの仕事なのだから。
つまりマネジメントするチカラ、言い換えれば「考え方」が大事ということになる。
これが実際のマーケットでできるかどうかだ。
このトレード手法では、入る銘柄も場所も皆同じ。
だがどこで手仕舞うのか・・
ここがトレーディングの成否を分けることになる。
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