以前から週足トレードについて、たびたび触れている。
特に日本株は最適なマーケットだと言えるだろう。
なぜなら日足がブレたりする、いわゆるノイズを吸収してくれるからだ。
下は日経平均の週足と日足チャート。
8月24日の週に、週足チャートは20週移動平均線をブレイクダウン。
下の日足チャートには週足での20週移動平均線を表示している。
この二つのチャートを見比べると、8月24日が絶好のエントリーチャンスだったということがわかるはず。
では個別銘柄で、同じタイミングで20週移動平均線を切った銘柄を挙げてみよう。
上側のチャートが週足。
500万円の口座残高なら5銘柄で資金として1500万円まで売買できるわけだ。
つまり一銘柄について300万円分をショートすることになる。
日本たばこ産業(2914)
4300円くらいの株価でショートするため、600株。
260万円弱相当の資金で含み益は700円なので600株だと+42万円。
第一生命(8750)
2020円くらいの株価でショートするため、1000株。
200万円弱相当の資金で含み益は126円なので1000株だと+12万6千円。
損保ジャパン興亜(8630)
3830円くらいの株価でショートするため、700株。
270万円弱相当の資金で含み益は300円なので+21万円。
クボタ(6326)
1880円くらいの株価でショートするため、1500株。
280万円強相当の資金で含み益は230円なので+34万円。
T&Dホールディングス(8795)
1580円くらいの株価でショートするため、1800株。
285万円弱相当の資金で含み益は170円なので+30万円。
東京海上HD(8766)
4660円くらいの株価でショートするため、600株。
280万円弱相当の資金で含み益は180円なので+11万円。
資金1500万円、つまり口座に500万円あれば、+150万円の含み益。
1ヶ月半つまり6週間で+150万円。
月収100万円、週給25万円、日給5万円相当。
年に1回しかこういうチャンスがなかったとしても、500万円の運用成績は年利30%。
ここまでは20週移動平均線がアップトレンドラインとなり、そこから陥落したパターンばかり。
つまりとてもわかりやすいパターンだ、といっていいだろう。
手仕舞いは日足の20MAを上抜いた位置。
なのでどれもまだホールドだ。
次の2銘柄は週足が似たようなパターン。
ソフトバンク(9984)
7170円くらいの株価でショートするため、400株。
286万円強相当の資金で含み益は1540円なので+61万円。
アステラス製薬(4503)
4850円くらいの株価でショートするため、600株。
249万円相当の資金で含み益は307円なので+18万円。
週足のトレンドという大きな流れに乗ってのトレード。
そのため、このようにまず負けるということがないのであります。
週足だと日足のブレを見事に吸収するため、とても安心できるのではないだろうか。
それに週足なので、株価のチェックは週末に1回だけでいいというのがまた、素晴らしい。(笑)