図で見る「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」勢力範囲
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過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の動きは素早く、イラクとシリアの大部分を支配下に置いている。
米ワシントンのシンクタンク「戦争研究所(ISW)」によれば、ISISは支配地域を失うこともあるが、1年前よりも多くの地域を支配下に置いている。
わかりやすいシリア内戦 小学生の子供に基本を伝えるニュース わかりやすくシリーズ
誰と誰の戦い? ⇒ 政府軍と国民の戦い
戦いの原因は何? ⇒ 宗教の問題
シリアの主な宗教は3つに分かれている。
スンニ派74%
アラウィ派16%
東方正教会10%
主にスンニ派が多い。
シリアの大統領はアサド大統領。
シリアは親子二代に渡って独裁的な政治が続き問題化している。
現政権は2代目のアサド大統領が中心。
このアサド大統領は、イスラム教アラウィ派に所属している。
アラウィ派は国民の2割弱と言われる少数派の宗教。
だが、アサド大統領によって2割の人は様々な優遇措置を受ける事ができている。
しかし、そんな優遇には残った国民は大不満というわけだ。
2割の国民への優遇措置は残った宗派である、スンナ派たちが主に負担するという不公平な状態。
これが争いの原因となっている。