大学の先輩で書いたFさんがフェイスブックに写真をアップされているのに影響を受け、現在手持ちの古い写真を探索中。
わかりやすい展開です。(笑) ウィキがあんなに詳しいとは、いい意味でちょっと驚きでしたが。
で、昔の写真をひっかきまわしていたら、出てきたのが高校1年か2年くらいの時の写真。
この頃は、父親に無理矢理、ボーイスカウトに入隊させられ、日々いろいろな章のバッジを集めるのに燃えていた頃。
ボーイスカウトというのは、ちょっと軍隊チックなところがあります。
当時隼章(はやぶさしょう)という、いわゆる進級章あるいはスカウト章と呼ばれるバッジシステムがありました。
取得の条件としては、炊事章・野営章・救急章と、その他の技能章2つ以上を選び、計5つ以上を取得する必要があるのです。
すると制服の左胸に、技能賞別のワッペンを並べ、貼り付けるわけです。
取得できそうなのを選択して訓練し、試験を受けて合格すると、晴れて装着できるというシロモノ。
これを貼ると、なかなかカッコ良かった。^^V
というわけで、当然「目指せ隼章」となるのは自然の成り行き。
このバッジシステムの最高位は菊章。
菊章を取得したスカウトは菊スカウトと呼ばれ、制服の左胸ポケットに「菊スカウト章」を着用することが許されるのです。
賀地区菊スカウト章面接から画像を拝借。
前列が菊スカウト。
ワッペンの数が凄い。
菊スカウトは、いわゆるボーイスカウト中のエリート。
少なくとも20以上の技能賞の取得が必要で、まあ普通は無理。
ジャンボリーという日本国中のボーイスカウトが集まる大会でも、滅多に目にすることがないほど希有な存在でしたからね。
まあ、いきなりそんなトップを目指しても無理なので、まず獲れそうなものを5つ選び、やっとこさ「隼章」を獲ったというわけです。
マッチ3本で、雨上がりの屋外でもって材料を集めて火を炊くとか、たかが5種類ですが、イザやってみると結構難しかった。
そのお陰で、モールス信号とか、手旗信号とかは、今でもできます。
まあ、普段役に立つことはないですが。
そういえば、ボーイスカウトといえば苦い想い出が・・
富士山の裾野でのジャンボリーという大会では、数日間にわたるため、野営をしてテントを張って過ごすわけです。
ある夜、隣に寝ていたスカウトが、モゾモゾと寄ってきたうえ、抱きしめて、キスしようとするのです。
スカウトですから、もちろん男。
こっちは、まさかの行動に、びっくり仰天。
相手は結構力が強く、その状態から逃れるのが大変だった・・^^;
必死で逃れテントから飛び出したのでした。
かといって、隊長に報告するのもねえ。
仕方ないので仮病を使い、腹が痛いからと早退?し、早々に帰宅。
しかし今から思えば、こっちもその気にならなくて、よかった。(笑)
まあそういうことが確認できたという意味では、まあ良い経験だったかなと。
で、高校3年生になる前に、受験勉強のためといって、ボーイスカウトは止めましたけどね。
そのあと、大学の入学式の校門で、軽音楽クラブの勧誘のビラを受け取り、音楽を始めることになったわけです。
続く・・