2015年08月02日 のCoolに過ごそう

あなたを抱きしめる日まで(原題:Philomena)

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見終わったあと、実に心温まる、 実話の映画化作品。  予告編

  

ザッと批評家の意見をまとめると・・

  

「魅力あふれる実話に基づいた上に、ジュディ・デンチとスティーヴ・クーガンという実力派俳優の名演に支えられた作品である。

目利きの観客にも深い感動を与えうるドラマだ。」

   

主演はジュディ・デンチとスティーブ・クーガン。
  

  

加えて監督の感性から生まれる、映画全般に流れるユーモア。

そして、衝撃的なラストへのストーリー展開。

終わりよければ、すべてよし・・

       

シリアスな題材のため、どうしても重くなりがちなテーマを、観る者に「重く感じさせない」監督の配慮とセンス。

作り手の心が持つ「ゆとり」を感じさせるかのような、音楽の使い方が実に見事。

この映画全体に流れる、トーンを暗くしすぎないテイストは、大きな魅力といっていいだろう。

重いテーマにもかかわらず、映画を楽しむために欠かせない、こうしたムードが統一されているのは、この監督ならではの、持ち味ではないだろうか、

そしてこれらが、最後に感動を最大限に増幅させるための起爆剤のように働いている。

      

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運命に翻弄され、生き別れてしまった息子が、母親をどう思っていたのか?

    

というように、テーマが単純なだけに、映画は母親であるフィロメナと息子の物語だけではなく、社会問題にも切り込んでいる。

    

そして見事な助演で映画に深みを与えている、スティーブ・クーガン。

彼が演じる、政権のブレーンをも務めたエリートジャーナリストであったマーティンの心の変化。

これが、映画をさらに楽しませてくれる、もう一つの要素となっている。

     

神も信じることなく、最初はいわゆる社会ネタの対象ともいえるフィロメナを蔑んでいる彼は、フィロメナの影響で徐々に心を癒されてゆく。

       

イギリスの小品ゆえに、アカデミー賞こそ獲れなかったが、「それがどうした」(笑)

今これを書きながらも、涙腺が緩んでしまう・・という感動の作品。

     

アカデミー賞作品賞にノミネートされたほどの作品クオリティをベースに、主演女優賞にノミネートされたジュディ・デンチの演技力が存分に堪能できる佳作だ。

   

  

恐怖心を克服する考え方

コメント(2)

7月も終わりいよいよ8月。今年もあと5ヶ月。

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先日こちらで6月までのトータルパフォーマンスをまとめたが、6月は今までで最低の数字となっている。

とはいってもこの手法だと、毎月確実に最低5千ドルは獲れるので、問題なしといっていいだろう。

 

恐怖心に打ち勝て!

  

 

では、一日250ドル、つまり一ヶ月5千ドル平均の成績が達成できない人は、どこに原因があるのだろう?

まず「負けるのが怖いうちは勝てない」ということ。

 

大事なことはカットロス、つまり負けることを恐れない、という心理状態を構築することだ。

これは様々なケースを、シミュレーションで「数こなし」することで、達成することができる。

 

3銘柄のユニット単位でのトレードでは、3銘柄のうちの1銘柄はは負けることがあっても、決して不思議ではない。

というよりも、統計的に言っても、それはあたり前のハナシなのだ。

 

まず最初のユニットで、毎日最低でも250ドルを獲る。

これが最低ライン。

何が何でもこの線を守ることが、スタートラインとなるわけだ。

     

 

大きな原因は2つ

 

 

これが守れない原因は大きく分けて2つある。

    

まず銘柄選択をルール通りに絞り込めていないという点。

その銘柄がギャップアップしていたらショートを狙う。

呑み込んで、236を越えていたら、即エントリー。

  

とても簡単なルールだ。

    

それができないで、勝てるわけがないのだ。

代わりに妙なパターンの銘柄に入り、自滅コースを辿るのが勝てないトレーダーの定番パターン。

   

勝てる確率の少ないパターンへ何故エントリーするのか?

操作に時間が掛かるのなら紙に書けばいいのだ。 > ベストを尽くしているか?

       

だがブログでそれをやっった人は私が見る限り皆無。       

  

 

やらない理由

  

   

これをやれば勝てると言っているのに、誰もやろうとしない。

だがその理由は実に簡単だ。

  

 なぜなら、今の自分の方法が、一番だと思っているから。(笑)

だからといって統計的に、あるいはシミュレーションを実行し、膨大な例で検証したわけではないのだ。

  

できないと、できるまで努力をせず、すぐにやり方を変えてしまう。

じゃあ今のやり方で、毎月アベレージでどれくらいの成績が出ているのか?

それで満足なのか?

  

 

複数条件下での決定ができない   

  

     

2番目は、エントリー方向と反対色が出たときの処理。

   

次の足のアタマで切るのか、ストップの位置まで待つのか。

この二択を迫られたときに、決断できないトレーダーが多い。

    

反対色が一つで切るのか、2つ続くまで待つのか。

これを、そのときの気分で、まちまちな決断をしているようでは勝てないのだ。

        

たとえば3銘柄でエントリーして3分が経過。

そこでトータルでの最大プロフィットが500ドルもあれば、即全部脱出してもいいのだ。

まずはそうして、毎日250ドルアベレージを達成できるかどうかなのだ。

  

勝つためにガムシャラに、取り組んでいるだろうか?

そのためには、利益と損失のマネージメントができる、自分なりのルールを構築することだ。

 

ローソク足フォーメーションや、トレード手法のルールを変えるのではない。

ここを勘違いしている人が多いのだ。 

 

最初の3分間、あなたは全精力と精神力を注ぎ、銘柄を選択しているだろうか?

エントリーを怖がる暇など、本来ないはずなのだ。

     

負けることでそれ以上のロスを出さない。

こういう考え方で、それを実践できているのであれば、負けることに対しての恐怖心など、生まれるはずがないのだ。

  

    

ホールドできない病

  

 

さらに勝っているときに、ゲインを伸ばせないのは、冷静ではないという証拠。

何故エントリー方向のローソク足が続いている途中で逃げてしまうのか?

プロフィットが伸びている銘柄は、反対色が2つ続くまで、放っておけばいいのだ。 

    

最初のユニットで勝てれば、仕事は毎日15分で終わる。

このことを達成した暁に、あなたの人生に、どれだけ素晴らしい結果をもたらすのか?

これが想像できないと、毎日ダラダラと、同じ事を続けることになる。

 

毎日のシミュレーショントレードで勝てる訓練ができているのか? 

ちなみに、彼の7月22日から29日までのトレードは、TWSでの実トレード。

     

ネバーギブアップ!ネバーサレンダー!

  

 

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