2015年07月29日 のCoolに過ごそう

日経の大バクチ

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日本経済新聞社が、英国の名門経済紙ファイナンシャル・タイムズを発行するフィナンシャル・タイムズ・グループ(以下「FT」)を1600億円で買収したことは、多くの皆さんがご存じのはず。

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ダイアモンド社でも、WEBで日経がFT買収、他の経済メディアは対抗できるか?と解説をしている。

 

その内容はというと・・

  

ますます突出する日経、国内にライバルが必要ではないか。

 いずれも単独では力不足、「組み合わせ」で対抗してはどうか。

鍵を握るのは読売、朝日。さてダイヤモンド社は?

  

何だかローカルでの試合相手がいないことを心配するかのような記事だ。(笑)

   

  

一方でロイターは、FT買収する日経とサントリーの共通点というコラムを書いている。

主なポイントを引用すると・・

 

日本以外の国から見れば、こうした巨額買収は理解するのが難しい。

採算が取れるようには思えないというのがその主な理由。

映画スタジオからゴルフコースやロックフェラーセンターに至るまで、1980年代以降に繰り返されてきた日本企業による破滅的な海外買収も、そうした懐疑的な見方を強める結果に終わった。

 

日本の人口は向こう40年で3割以上減少し、約8700万人になると見込まれている。

さらに悪いことに、出生率や移民人口に変化がなければ、100年間で日本に住む住民の数はわずか4300万人になる可能性すらある。

日本で圧倒的な部数を誇る経済紙である日経は、縮小し続ける国内市場への投資が大半を占め、そのリスクにさらされている。

 

トヨタの自動車など海外で需要のある製品を製造できる手段のある企業なら、こうした問題も解決可能だろう。

サントリーにも、海外の親日家に販売できるビールやウイスキーがある。

しかし、そのような幸運は日経にはない。

日本のビジネスや金融ニュースに興味を持つ限られた読者がいるだけだ。

 

日本のビジネスや金融ニュースに興味を持つ限られた読者がいるだけ。

そこでFTの登場だ。FTには名声があり、はっきりとしたブランドイメージがある。

同紙のグローバルな内容に意義があるだけでなく、インターネットの共通言語が英語であるという点も大きな意味を持つ。

  

両者を読み比べてみると、日本のメディアと、グローバルにサービスを提供しているメディアとの、余りの違いに驚かれるはず。

こうした日本と欧米との違いは、以前に価値観というコラムでも触れている。

    

結局日経は、何も手を打たないよりは浪費することを選んだ。

   

というのが今回の買収劇ではないだろうか。

    

     

個人投資家という立ち位置でいえば、こうしたいわゆるニュースを主体にしたファンダメンタルズ情報には全く価値がないのだ。

魅力のない東京マーケットの情報を、いくら濃いものにしたところで、実質的な意味は持たないのだ。

いまだに記事にチャート一つ添付されていない、という現状を見ると、こうした傾向は今後も続くはず。

 

よいニュースが出たからといって、その銘柄を買って儲かるような世界ではないわけだからね。

      

それよりも、現在何よりも不足しているのは、潜在投資家の資質を育てるための教育だ。

個人が仕事をリタイアしたあと、その後、すぐに経済的な自立が可能になるような知識を身につけるための環境。

これこそが、今最も不足している部分ではないだろうか。

 

個人が自分の試算を増やせる方法や、その基板となる考え方を、具体的な方法論をベースに学ぶことができる、まともな教育機関が存在しない。

この部分にこそ、手を付けるべきなのだ。

それがやがては、日経新聞の媒体の潜在購読者へと育つことになるわけだ。

 

つまり、日経はまず、自社の人材を、こうした視点から再教育するべきなのではないだろうか。

お上の意向を提灯持ちする記事ばかりでは、いずれ、ジリ貧になってゆくのは目に見えているわけだからね。

 

  

関連情報

  

投資信託で儲かるのか?

株式投資に見る日米比較

投資信託の実態

スイングトレードの光と影

ファイナンシャルのプロ達の実態

隠された才能の秘密

 

国際金融センター、金融に関する現状等について

放射性物質の飛散問題

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現時点での懸念は、現在も高濃度放射性物質が大量に大気中に放出され続けているという点だ。

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福島第一原発事故による放射性物質の拡散 ウィキペディア

  

福島原発事故の現状と様々な影響についてコメントをいただきました。

 

下記に引用させていただきます。

 

 

命を大切に思う者

放射線量には現れない毒の粉(プルトニウム)が膨大な量ばらまかれてる危険性も考えないといけません。

真偽を明らかにするには、避難区域解除で補償打切りを強要されている人達自身が、説明会のとき「それを強要するのなら、最低でも、 3号機プール内の燃料がばら撒かれずに全部残ってるところを見せてからにしろ。

プール内を覆い隠している瓦礫を撤去してからにしろ。」

と迫る風潮を作ることが重要だと思います。

    

3号機プール内の瓦礫の下を見せることを、条件の1つにしてもらうことが重要です。

http://fukushimadisasternote.1apps.com/

3号機プール内瓦礫撤去作業の予定表の変遷を見ると、この1年半の間、ずっと、日が過ぎ去って行く速さと同じ速さで、予定表の内容を後に平行移動して行ってるだけです。

それも、同じ形のまま、平行移動して行ってる。

わざと何の作業もしないようにしてるとしか思えない。

   

プール内の燃料の成分が測定で見つかってないから、現在、肺癌を訴える人がいないから、と言って、プール内の燃料が飛散してないに決まってる、なんて言えるわけがない。

なぜなら、もしプール内の燃料が飛散済でそこらかしこに堆積していたとしても、測定結果には現れないし(α線は数cmしか飛ばない上、堆積の仕方がとびとびだから)、肺癌が出来てても10年以上気づかない(癌細胞の塊がある程度の大きさにならないと症状が出ない)からです。

3号機の鉄骨が内側に曲がってる(1000℃を超えた)ことへの回答を、東電も政府もまだしていないんです(爆発の威力の話に摩り替えてはぐらかしている)。

   

爆発で出来た高温ガスは精々1トン。曲がってる鉄骨は数十トン。

1トンが数十トンを1000℃まで上げれるわけがない(その1トンが、数万℃あったのでもない限り)。

核エネルギーによる熱としか考えられない。

   

プール内の燃料は、発電時に原子炉で連鎖反応を起こしてた燃料棒と同じものなのですから、密集状態になれば同じことが起き、制御棒が刺さっていないために連鎖が行過ぎて溶ける温度まで行ってしまいます。

燃料棒が飛散していたら肺癌の出る範囲の広さの桁が違って来る(数km圏)。

本当にただのガス爆発か、本当に1トンが数十トンを1000℃まで上げたのか、日本の大人は自分に正直に判断すべきだと思います

(周りの人に合わせてばかりいたら、全員が大手マスコミ(つまり政府)に操られてしまう)。

     

下記が関連記事。

    

福島第一原発の3号炉のプルトニウムの飛散状況は?

プルトニウムの飛散状況をどう考えるか? 

プルトニウム汚染地図の衝撃

隠されてきたプルトニウムの大量放出! 

政府がプルトニウム・ストロンチウムの飛散認める:たった100カ所の土壌調査を3ヶ月以上かけて公開

  

 

3号機の燃料プールが云々と、大本営発表をそのまま伝えるジャーナリスト。

燃料取り出し遅れも=3号機、線量依然高く-福島第1・東日本大震災4年

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東京電力は、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールで重さ35トンもある最大のがれきを月内にも撤去する。

クレーンでの引き上げ作業中にトラブルがあればプールの水位低下や燃料破損につながる恐れもあるため、構内の全作業を中断する厳戒態勢で臨む方針だ。

このがれきは、燃料を原子炉に出し入れする「燃料取扱機」。プールをまたぐように設置されていたが、2011年3月の原発事故の際、水素爆発で壊れ、ひしゃげた形でプールに落下した。

東電は撤去のために専用の器具を開発。燃料取扱機の3カ所に器具を引っ掛けて2台のクレーンで引き上げる計画だ。

 

福島第一原発三号機爆発

   

 

小出裕章が語る 3号機使用済燃料プールの過酷な現実

     

 

飯山一郎氏はロシアと協同で日本を救え!で・・

フクイチの地下で核分裂を繰り返し、超高熱を発している二百数十トンの核燃料(デブリ)。

このデブリが噴き上げる大量のホットパーティクル(放射性物質の超微粒子)を吸い込むことによって発症する放射能障害で、大勢の病人と死者が発生する!これは必定だ。

と書かれている。

リンク先をご覧になれば、興味深いことが書かれていますので、ぜひご覧あれ。

      

現時点で我々ができる有効な対策は、デブリが噴き上げる大量のホットパーティクルを、できるだけ吸い込まないように、対策をする。

放射能が含まれている可能性の高い食品は、できるだけ食べないようにする。

抵抗力をつける。

   

この2点ではないだろうか。  

     

 

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