たまたま目にした記事を読み、思うところがあったので、というテーマであります。
資産運用の具体的な方法については、専門家の間でも意見がかなり食い違っている。
個人投資家が市場平均(インデックス)を上回る銘柄を見つけるのは簡単ではない。
PERと利益予想の変化で銘柄選択を薦める。
株価が10倍、100倍になる銘柄を「世界的にビジネスを展開している企業」から選ぶ。
運用方法というのは、資産が1千万円程度なのか、5億円なのかによって違うので、上の記事は一般論ということになる。
そして運用益が毎月キャッシュで必要なのか、あるいは5年くらいは利益を元本に加算して運用できるのか?
によっても、方法が変わってくるわけだ。
そりゃあ何も勉強せず、個人投資家が市場平均(インデックス)を上回る銘柄を見つけることなど土台無理。
だがちゃんと勉強すれば、投資信託などは問題にならないだけの利益を出す銘柄を見つけることができるのだ。
決めつけはよくないよね。(笑)
2015年の運用成績がインデックスである東証株価指数(TOPIX)の値動きを上回るのは3割だけで、7割の投資信託が市場平均を下回っていたそうです。
アクティブファンドで運用する価値があるものはほとんどない。
そのような希少なアクティブファンドを見つける手間をかけるより、インデックスで低コスト運用した方が、賢明な投資。
金融資産はアクティブに運用してはいけないという金融業界の「不都合な真実」。
実は機関投資家の間では公然の事実となっている。
個人で1千万円以下の資金なら、自分で運用して機敏に動いた方が遙かに有利。
投資信託はいわゆるタイタニック号のようなもので、全体の投資金額が大きいため、小回りがきかないのだ。
アクティブに運用してはいけないというのは、運用できる人がいないから。(笑)
投資信託を運用している人達といっても、自分の責任と自分の資金で運用をしたことなどないわけだ。
いわゆるサラリーマン・トレーダー。
誰かに言われるまま、決められた量と銘柄を売買するだけ。
損をしても痛くも痒くもない人の金を運用するわけで、仕組みから言って、スキルが上がろうはずがないのだ。
そこへ、わざわざお金を預けて運用してもらおうというのは、何故か?
自分では何もしなくて、ラクして儲かりたいから。(笑)
ずいぶん、虫のいい話だ。
サンプルの記事は、たまたま見つけただけ。
記事の執筆者に対して、どうのこうのというわけではないので悪しからず。
インデックス型というのは指数連動型だから、投信でも仕込むタイミングが大事。
だから、やはりチャートを読めないと、儲からない。
日経平均の年足チャート
日本株の場合黄色いマークが買いを仕込むタイミング。
ダウ平均指数の年足チャート
ダウ平均連動型だと、このタイミングで投信を買えばいいわけだ。
黄色いマークが買いのタイミング。
ナスダック連動型だと、この2カ所が投信を買うタイミング。
黄色いマークの位置。
上のチャートは年足なので、仕込むのはかなり適当なタイミングでOKだ。
だから、たまたまピークで買ってしまったら、何年も含み損を抱えたままになるのは当然のこと。
このように、投信といっても買うべきタイミングがある。
さらに利益を出すには、売り時を見極める必要もあるのだ。
つまりチャートの読み方ができないと、売りと買いのタイミングがわからないことになる。
そうなると儲からないのは、ごく当たり前のハナシ。
WEBで目にする、いわゆる金融の専門家らしい人の記事は、ほとんどが文字だけで構成されている。
十中八九、いわゆる書き手の持論に都合のいいファンダメンタル情報を組み合わせ、書かれているからね。
読んだ人が、「じゃあ、具体的にどうすればいいのか?」なんてことは分からないのは当然のこと。
なので当サイトでは、無料で詳細に解説している。
検索すると、打ち出の小槌のように出てくるはず。(笑)
最後に金融の専門家らしき皆様方へ・・
せめて例を挙げるなりして、説得力のあるチャートの一つくらいは表示しろよ。
と思うのは、私だけだろうか?(笑)
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