同じ銘柄を選択しても、手仕舞いの場所で、結果は大きく違ってくるもの。
アステラス製薬(4503) +7千円
どうしてここで、手仕舞えるのか?
下の1分足を見ると・・
陰線3本目が長い下ひげ。
さらには・・
下は30秒足。
最後の陰線が上下に長いヒゲ。
つまり売り手と買い手の激しい攻防が行われている・・ということは?
次のアタマで手仕舞いということになるわけだ。
トレンドが転換するきっかけは、必ずローソク足にあらわれる。
それにその銘柄が、大体どれくらい獲れる銘柄なのか?
というある程度の経験値が必要な要素も、手仕舞いのタイミングを判断する材料として使えるのだ。
今日の東京マーケットでのマーケット開始後2分の時点でのボトムスキャン表示銘柄のパフォーマンスは +6万1千円。
昨夜の米国マーケットでのマーケット開始後2分の時点でのボトムスキャンのパフォーマンスは +2270ドル。
為替レートで日本円に換算すると18万5千円弱。
米国ナスダックマーケットは、東京マーケットの3倍ものパフォーマンス。
この違いは、どこにあるのか?
それは流動性の高さだ。
下は米国ナスダックマーケットでのティック数一覧。
つまり一日のうちに、何度値段が変化したかという回数をあらわしている。
さて東京マーケットはどうだろう。
3千ティック以上の銘柄というと・・
数字の2倍が一日のティック数だ。
日本株は最も多い銘柄でも7千ティック。
一方のナスダックは、2万9千ティック。
何と日本株の4倍ものティック数となっている。
値段の変化の回数が多いということは、それだけの回数、売買されたということだ。
ティック数が多いと、値段の目が詰まっているため、当然チャートも目の詰まった、スムースな動きとなる。
日足単位でのトレードだと、チャートのスムースさという点では、あまり差は出ない。
だが、イントラデイという、いわゆるデイトレーディングでは、その差はもの凄く大きくなる。
つまり3分足などでは、綺麗でスムースなトレンドが形成されることになる。
そうすると、イントラデイの短時間売買という手法では、非常に売買しやすくなるというわけだ。
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