オレ的に一番注目した機能はというと?
Adobe Camera Rawが9.1がバージョンアップ。
写真のかすみを除去する「Dehaze」が新機能として追加されている。
たぶん、これが一番使う可能性の高い機能だと思う。
Lightroom も同じ機能が搭載された。
フォトショップの場合、「フィルター」メニューの「Camera Raw」を選択。
fx のアイコンをクリックすると Dehaze の項目が設置されている。
「効果」パネルの一番上にある Dehaze という項目のスライダーで調節する。
スライダーを右にドラッグすると、霧が晴れたように?(笑)はっきりとした写真になるという。
「DeHaze」(霞を除去する機能) < 動画
下は Rightroom での「かすみの除去」があるメニューの位置だ。
一番下にスライダーがある。
よく考えると、霞がかかったようなシーンを撮るというのは、ほとんどないからなあ・・
というわけで、この効果が効きそうな写真を探してみた。
これは「かすみの除去」がゼロ。
つまり適用していないショット。
「かすみの除去」スライダーを右へ+28動かしたショット。
この程度では、おおっ!という効果は期待できないようだ。
ならば違う写真で・・
「かすみの除去」がゼロ、つまり適用していないショット。
「かすみの除去」スライダーを右へ、思いきって+57動かしたショット。
28から57って、数字的には掛け過ぎかな?
とは思ったけれど、これくらいでないと、あからさまには、効果はわからなかったからね。
まあ写真によっては、霞が掛かったような雰囲気の方がいい場合もあるわけで・・
それよりもその下にある、周辺光量の調節スライダーが面白い。
スライダーを左に動かすと、周辺光量が落ちて、四隅が暗くなる。
右へスライダーを動かすと白くなる。
つまり四隅に Haze がかかるわけだ。
広角レンズなどで、四隅の周辺光量が落ちて少し暗くなっているのを補正するには、意外に使えるかもしれない。
というわけで、両方の機能を使って、ちょっと遊んでみた・・
上がオリジナル。
下は「かすみの除去」をサイドウィンドウに効かせてみた。
そしてさらに、四隅へ少し「かすみ」を掛けてみた。
上がオリジナル。
上はオリジナルを読み込んだ操作パネル込みのショット。
下はフロントガラスの案配を見ながら「かすみの除去」を効かせてみた。
そして四隅の周辺光量低下をカバーするため、少し「かすみ」を掛けて・・
というわけだ。
だが、まあこうして比べるからわかるわけで、完成したもの1枚だけを見ていたら、何をどうやったかなんて、わからないだろう。
今回は違いが分かるようにと、気持ち強めに効かせてあるわけだが・・
こういう機能って基本的には、いわゆる「隠し味」的な効果として使うものだと思う。
「あからさま」に「どうだ!」ってのはねえ。(笑)
しかしlここまでやるのは、ちょっと面倒だけど、それだけの効果はあるからね。
この新機能を使わずに同じ効果が出せるか?
っていわれると、これを全て手動でやるっていうのは、さらに面倒だからなあ・・
こうして、いろいろいじって遊ぶのも楽しからずや。
そして来上がりの自己満足度の向上には、結構効くのではないでしょうか?(笑)
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