ソバルディで書いたが、ギリアド社(GILD)の、経口ヌクレオチド阻害薬ソホスブビル(sofosbuvir)は、12月の発売以来、ソバルディは8万人以上の患者に処方されている。
ソバルディは世界史上最高の売上高を誇る処方薬となる見通しだという。
IT関連銘柄の場合、景気によって売り上げが左右されるため、スイングトレードのように長めに保有する投資法は、どうしても影響を受けることになる。
だが GILD のようなバイオテックセクターの場合、今後さらに高齢化が進む社会では、薬の需要が大きく下落する可能性は非常に低いわけだ。
ナスダック上場銘柄でバイオテックセクター銘柄で、代表的な銘柄といえば以下の5銘柄。
GILD・AMGN・BIIB・CELG・REGN
さらに5銘柄を挙げると・・
MYL・VRTX・ALXN・BMRN
何を隠そう、これらの銘柄は BlackRock の iシェアーズ NASDAQ バイオテクノロジー ETFの構成銘柄なのだ。
このETFは、iシェアーズ NASDAQ バイオテクノロジーETFは、NASDAQ市場に上場するバイオテクノロジー、医薬品関連株式で構成される指数と同等の投資成果目的のファンド。
ブラックロック(BlackRock Inc.、NYSE: BLK)は、アメリカに本拠を置く世界最大の資産運用会社。
もちろんNYSEへ上場しているが、株価は 370ドル!
BLK の月足チャートは見事なアップトレンド 。
ナスダックでも370ドル以上の株価の銘柄は、IBB・BIIB・AMZN・GOOG・NFLXの5銘柄だけ。
つまり投資家達は、このファンド会社の将来性と業績を高く買っているわけだ。
そのファンド運用の構成銘柄のチャートをチェックし、しかるべきタイミングで買って保有すればどうなるか?
推して知るべし。(笑)
ではその5銘柄である、GILD・AMGN・BIIB・CELG・REGN の月足チャートを見てみよう。
GILD
AMGN
BIIB
CELG
REGN
この5銘柄を2013年から保有。
GILD の場合、現在の含み益は一株67ドル。
8万ドルの資金をでオーバーナイトすると購買力は16万ドル。
5銘柄だと一銘柄3万ドル。
2013年初頭のGILDの株価は41ドル。
というわけで700株をホールド。
というわけで現在の含み益は4万5千ドル。
5銘柄では軽々と20万ドルを突破する含み益だ。
8万ドルを運用して2年半で利益は20万ドル。
年利8万ドル。
つまり利回り100%のファンドとなったわけだ。
資金が多ければ、成長性の高いセクター(業種)の銘柄とを、組み合わせればいいわけだ。
ただ個人レベルの場合、資金量がいくら多くても、何百億というレベルではないからね。
個人が自分で運用するなら、こういうバイオテックセクターだけでの運用で十分。
これから始めるなら、週足チャートでこのラインを越えてから仕込めばいいだろう。