以前Yahoo!カーナビを使ってみた や、Yahoo!カーナビをiPadで使ってみたでヤフーのカーナビをレポートしたが・・
今回はグーグルマップ・カーナビ機能の試用レポートをお届けしよう。
ちょうど、賃貸マンションのカーテン取付けのため湾岸線で大阪へ行く用事があったため、その道中、早速使ってみた。
この日はあいにくの空模様・・
土曜日なので、比較的車は少なかったのだが、途中911に追いついた。
追尾すると、気がついたらしく、スピードアップ。
こうなると露払いモードで走ってくれることになり、とてもラク。(笑)
それなりに車がいるので、C6でもついてゆけたわけだが・・
追い抜こうとしたら、分かれ道にさしかかり、こちらは大阪市内、あちらは直進。
さて肝心のレポートだが、今回使ったグーグルマップのナビモードは、現在ベータ版だという。
ざっと使ってみた印象は?
Yahoo!カーナビ より音声案内が細かい。
なので、地図を見なくても音声を聞くだけでも結構使えるのだ。
それと側道とバイパスが並行して走っている道の場合、側道を選択しないと、曲がるはずの交差点を通り過ぎてしまうわけだ。
こうしたケースでも、グーグル君は、ちゃんと側道をガイドしてくれるのが凄い。
こういうケースでも、もちろん音声ガイドで指示が出るわけだ。
ヤフー君はこれができないからね。
見やすくなったYahoo!カーナビで書いたように、ヤフーは地図表示がとても見やすいのが特徴。
グーグルは、グーグルマップそのものがカーナビになっているので、見やすさという点ではヤフーの勝ち。
だがグーグルは、上のように曲がる交差点に矢印が出てガイドしてくれる。
これが意外と使いやすいのだ。
ただ高速道路の出口手前にさしかかると、必ず「出口です」いう音声ガイドが流れる。
最初、アレ?もう出るの? と一瞬思ったが・・
すぐに、ただ単に「もうすぐ出口があるよ」と言ってるだけだということに気づいた。
確かに「出ろ」とは言ってないよなあ・・(笑)
さらにもうひとつ感心した点は、迂回路の候補を表示してくれるという点だ。
どういうタイミングで表示しているのかは分からない。
だが気がつくと表示されているのだ。
さらにそのルートを通ると「何分遅くなる」ということまで表示してくれる。
さらにグーグルは、目的地検索の柔軟性が高いという点が特徴だといっていいだろう。
ヤフーは住所で指定するか、あらかじめ登録してある、施設や駅などのジャンルから選択する方式。
これはこれで使いやすいのだが・・
だがグーグルの場合は目的地をタイプするだけで、「グーグル検索」結果のように候補がいくつか表示される。
もちろん目的地への所要時間もだ。
そのため道路の混み具合を見て、臨機応変にルートを変更できるわけだ。
キーワードを変えれば、とにかくすぐに見つかるため、非常に使い勝手がいい。
住所が分からなくても、物件の名前やビルなどの名前を手掛かりに検索することで、容易に目的地を表示してくれる。
さらにナビの最中の画面表示縮尺が臨機応変に行われるのもナイス。
目的地から遠ければ、広い範囲を表示し、曲がる場所に近づくと、自動的にズームインする。
これも非常に使い勝手がいい。
目的地付近へ到着すると、こういう表示となる。
ストリートビュー、住所などの関連した情報が一斉に表示される。
このあたりはグーグルの得意分野というか独壇場といっていいだろう。
ただ一日使っただけでは、ズームインとか迂回ルート表示の判定基準は、よく分からない。
それくらい、臨機応変にいつの間にか、アシストをしてくれるのだ。
だが余計なお世話でない、様々な表示の気の使い方が実にナイス。
総じてグーグル君の方が気遣いが上手という印象だった。
ヤフー君は見栄えが良くて見やすいのだが、グーグル君と比べると柔軟性がねえ・・
といったところか。
というわけで、しばらくはグーグル君のお世話になろうと考えている。(笑)
コメントする