まず気に入ってるのは、車が持っている適度の大きさが醸し出す、クリーンな存在感。
前後左右どこから見ても、嫌みのない上品なエクステリアデザインは、車へ戻ったときに思わす頬がほころぶポイントでもある。
街を走っている台数が少ない事もあるが、威嚇することのない穏やかな顔つきは、結構気に入っている。
先日中年女性の運転するベージュのC5(セダンのタイプ)を見たのだがが、乗っている人が賢そうに見える車って少ないからね。
「オラオラそどけ」的なドイツ車やレクサスの厳つい顔つきとは違った、エレガントな佇まいは、さすがシトロエン。
無い物ねだりを書くと、4気筒エンジンの持つ振動を含め、エンジンがアイドリングしているときの、ブルブル感というかザラザラ感。
やはりC6のようなV6の絹のようなスムースさとは別世界。
だが走行性能は、特に不満なく、オレのガス喰いドライビングでも、リッター9キロくらいは走る。
踏めば十分チカラはあるし、2千回転も越えれば、4気筒の1600CCとは思えない力強さで加速してくれるので、高速道路での不満はない。
ただ街中でよく使う回転域や、低速域のスムースさというか、エンジンの回る高級感のなさは、どうしても気になる。
エンジンオイル添加剤のセラミックパワーリキッドを入れれば、多少とも改善されるはずだけどね。
アイシン製の6速変速機は変速機の存在を感じさせない優秀さで、これはC6も同じ。
トランスミッションは、このクラスの新しいシトロエンの美点ではないだろうか。
昨夜も湾岸線で、大阪神戸往復。現時点での走行距離は4千キロを突破。
C5とC6とでは同じハイドロでも、その持ち味はかなり違う。
C5のハイドラクティブIIIプラスの乗り心地や操縦性は、そこいらの金属サスとは一線を画するものだ。
だがC6と比べてしまうと、金属バネか?と思ってしまうほど、そのスムースさを含めた乗り心地は違う。
高速道路でのちょっとしたうねりを通貨したときの「いなし」がC6の場合、何事もなかったかのような見事な案配を見せるのだ。
だがC5だと少し上下に揺すられてしまう。
要は、何と比べるかなのだが、C6の乗り味を知らない人は、C5のよさを十分堪能できるはず。
ちょっと気になるのは、フロントシートの座面の左右が盛り上がっているので、乗り降りするときに気になる。
毎日のことだけにだ。
あと、自動でオンになる電動パーキングブレーキ。
これは自動で動作してくれない方がいい。
もちろん手動でも外れるが、その使い心地がC6より悪いのだ。
もちろん、アクセルを踏むと自動的に電動パーキングブレーキは外れるのだが・・
そのときにブレーキに対抗して無理矢理加速するわけで、これがまた、気分的によろしくない。
上の2点は、駐車するたびに遭遇するため、この2点が実に惜しい。
あとはバックカメラも欲しいが、まあこれは購入後セットすれば解決することだが。
C6がなかなか戻って来ないのは、エアコンオコンプレッサーと、ハイドロのパイプを交換しているため。
結構な修理代になるようだが、.でもこの乗り心地は捨てられないからなあ・・という複雑な心境。(笑)
走行距離が8万キロも過ぎれば、ハイドロ系の耗部品は、どうしても交換する必要は出てくるわけだが。
そのかわり、交換したところは、少なくとも5万キロは持つはず。
と、あくまでも前向き。(笑)
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