どこで手仕舞えばいいのか?
複数銘柄でエントリーするメリットは、勝率を上げることだけではありません。
複数銘柄を保有することで、手仕舞いの自由度が、格段に増えるのです。
はじめまして、いつもハッチ先生のブログを拝見し勉強させて頂いています。
後々には「セミナー」を受けデモトレーダを経て、トレーダーとしやっていきた
いと思っています.
早速ですが! 題名「逃げるな」にも書いて頂いていたように、「32分の時点
でのボトムスキャン銘柄から3つ選ぶ。
脳内選択でいいからそれを紙に書いて、結果を毎日検証する。
」を実行させて頂いてます。
今回 ハッチ先生の手仕舞いのルールについて、日頃から「迷っている・理解で
きていない」内容が、4月7日のナスダックマーケットに含まれていたので、
思い切ってご連絡を差し上げました。
「WDC」 3本目の頭で脱出となっていますが、2本目ロウソク足が確定した時点で
「どういうルール」で3本目の頭で脱出するのでしょうか?
一番???なのは、DLTRとBMRNの手仕舞いのルールの違いです!
DLTRは自分の中では、4本目が確定後「3本目のロウソク足の下ヒゲが無く
上ひげが長い陰線であり、4本目確定後 「ストップラインのー$150以上」
「2本目を飲み込んでしまった」ので、5本目で手仕舞い!
BMRNは、DLTRと似たような3本目の短い陰線に続いて下ヒゲの長いが
同じような長さの陰線なのでもあり、4本目が確定時に-$150以上に
も達しているので、「5本目の頭で手仕舞い」では無いのでしょうか?
ホールドの要因としては、4本目の陰線のヒゲが上ヒゲが無く長い下ヒゲ
だけであり、「利益もまだまだ残っている」事と「次は上がる」からホールド
なのか?
もしも宜しければ、アドバイス頂けたらと思います。
147ナミーニ
この銘柄はここで手仕舞えば120ドル。
最初の陽線が長いので2本分と換算すると、同色本数の3本が終わったところで手仕舞っていることになります。
仮に3本目が陰線ではなく、もう一本伸びたとしても、それほど大きなゲインを見込めるわけではないことが、わかります。
2本目がギャップアップして始まるのは、良いサインではないという点も気になります。
これはWDCと、似たパターン。
2銘柄とも同じ位置で手仕舞いするのも能がないので、もう一本待ったわけです。
ですが陰線だったので、次のアタマで手仕舞い。
100ドルでも獲って逃げた者勝ちですからね。
BMRNは、上のWDC やDLTR と同じ考え方で手仕舞えば、+470ドル位だったはず。
最初の2銘柄トータルで220ドル。
なら BMRN をブレイクイーブン覚悟でホールドしても +220ドルは確保できているわけです。
つまりブレイクイーブン覚悟で、より大きなゲインを狙ったわけです。
なのでここは我慢してホールド。
その代わり上がれば、この例で言えば +900ドル。
ここで我慢することで、千ドルオーバーの利益が手に入ったわけです。
そしてさらにナスダックの指数を見ると・・
ナスダック総合指数の3分足チャート
陰線2本の後の5本目で陽線が出て下げ止まっています。
特にDLTRなどは5本目は長い陰線に呑み込まれていますから、もうダメダメなわけです。
ですが BMRN は5本目が陽線。
WDCやDLTRとは明らかに、ローソク足フォーメーションが違っています。
この点からも、ホールドして待った方がいいと判断したわけです。
それと、この間のセミナーでも念を押しておいたのですが、こうした速い判定をする場合にヒゲは関係ありません。
ローソク足フォーメーションだけで全く問題なく判断できるのですから余計なモノは見ないこと。
判断が遅れたり、迷いが生じます。
現にこの方が書かれている部分から、ヒゲの判断を除去してみてください。
BMRNは、DLTRと似たような3本目の短い陰線に続いて下ヒゲの長いが
同じような長さの陰線なのでもあり、4本目が確定時に-$150以上に
も達しているので、「5本目の頭で手仕舞い」では無いのでしょうか?
この方は
4本目が確定時に-$150以上にも達しているので・・
と書かれていますが、2本目のアタマで入っているので、マイナスになるわけがないと思うのですが・・
ホールドの要因としては、4本目の陰線のヒゲが上ヒゲが無く長い下ヒゲ
だけであり、「利益もまだまだ残っている」事と「次は上がる」からホールド
なのか?
ナスダック総合指数の3分足チャートでは陰線2本の後の5本目で陽線が出て下げ止まっています。
ですが BMRN はナスダック総合指数と同じで、5本目が陽線。
WDCやDLTRとは明らかに、ローソク足フォーメーションが違うのです。
この点からも、ホールドして待った方がいいと判断したわけです。
大事なことは、どうやれば利益を最大限に伸ばして手仕舞えるのか?
という可能性をチャートから読み取ることが出来るかどうかなのです。
同じ銘柄へエントリーしても、手仕舞う前のフォーメーションを「どう読むのか」なのです。
これはまさに経験値がモノを言う世界。
私はもう始めてから18年も続けていますから、まあこれくらいは読めないとね。(笑)
自分がエントリーした3銘柄のフォーメーションの組み合わせによっては、脱出位置が変わるということは当たり前のことなのです。
ですが最初の段階の訓練では、機械的に同じようにやればいいと思います。
その段階が過ぎれば、そうですね大体5年くらいも実トレードをやれば、純粋なローソク足フォーメーションだけではなく、
利益を伸ばせる可能性を常に考えながら判断をすることが、どれだけ大事なことなのかがわかるようになるはずです。
頑張ってください。