「プロ顔負けの投資家」になる秘訣とは? というキャッチーなタイトルの記事を読まれただろうか?
投資は「大勝ち」より「負けない」ことが大切というサブタイトル付き。
だが内容的には、具体的な方法についての記述は一切ない。
さらに実績などの具体的な成績についての記載も一切なし。
まあこの程度の記事は、トレードの経験がなくても書ける内容だからね。
一方で、我々のイントラデイトレーディングスタイルでは、資金は5万ドル。
一ヶ月のリターンは、102%強。
つまり元本が一ヶ月で倍になる。
そこから20%しか獲れなくても一ヶ月のリターンは20%。
年率換算なら240%。
東京マーケットの場合も、資金は500万円
一ヶ月のリターンは、22.76%
そこから20%しか獲れないと一ヶ月のリターンは4%台。
それでも年率なら48%だ。
では一般的な投資信託であるモーニングスターの投資信託ランキングを見てみよう。
対象期間が1年以上のトータルリターンは年率表示
ザッと見ると1ヶ月だと最高で10%のリターン。
我々のトレード手法と比べると、お話にならないパフォーマンスだ。
投資信託というのは、小回りのきかない、スイングトレードといっていいだろう。
なので下落に巻き込まれても、ホールドし続けるしかないわけだ。
そのため指数とのドングリの背比べとなるのは、構造上仕方ない話。
ダイエー、そごう、ソニー、シャープ、山一証券、サンヨーなどのように、大企業といえども、あっという間に転落する時代だ。
そういう企業の経営者のインタビューを読むと、何十年もトップでの地位を過ごしていて、「その程度なのか・・」と。
今はITとアウトソーシングのおかげで、ベンチャーは少ない知識と資本で起業できる時代だ。
日経の記事では、都合よく社員を使うためのブログを書いているが、日本ではいまだにこんなものが、堂々と掲載されている。
オマケにコメントはヨイショしまくる連中ばかり。(笑)
これからも消費人口が減り続ける日本で、ゼロサムゲームで試乗を奪い合うスタイルの事業が、今後何十年も続くほうが稀だと考えるべきだろう。
ガマンして仕事を覚えたら、市場がなくなっているという時代なのだ。
造船やメインフレームの知識なんて、今は市場価値ゼロ。
可能性のある仕事があるのならば、回りの雑音は無視して、さっさとやってみるべきではないだろうか。
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