普通のサラリーマン」だった私は、定年からたった10年で破産した 70過ぎて、食うモノに困るとは……
カネはない、でもプライドはある「破産する人」「しない人」ここが分かれ目だった
まさに人生何が起こるか分からない。
を地で行くようなハナシではないだろうか?
一番の問題は、仕事を辞め、以後の収入を得る道が閉ざされてしまうという点だ。
収入がなければ、退職金などの蓄えがなくなるのは、時間の問題だ。
だが多くの人は、それが当たり前だと思っている。
そして何も手を打てないまま、ズルズルと流されてゆく。
次に無視できない大事な点は、それまでの自分の健康状態への無関心のツケは、早かれ遅かれ回ってくるという事実だ。
クルマと同じで、ケアをしなければ、いずれ部品は壊れ、走らなくなるのは、人間とて同じこと。
だが、収入の道がなければ、そのコストもケチることになり、悪循環が繰り返されることになる。
それまでやってこなかったことが、やらなければならない、と決心するだけで、ある日突然できるようになるものだろうか?
仕事を辞めた後、自分のエネルギーとリソースをどこへ注ぎ込めばいいのか?
これが分からない、あるいは勘違いをしている人がほとんど、というのが現実だ。
会社勤め人間は、そういう事態になったときの考え方や、取り組み方を学ぶ機会や、考える時間がないまま、退職と同時に、ある日突然、大海原へ投げ出されるわけだ。
誰もが平等に直面することになるこの問題への解決策は、冒頭の記事でも、全く触れられることはない。
行政側が家族関係を深めてゆけるような、何らかの対策が必要だと結ぶのが、関の山。
具体策どころか方向性さえ示せないのが現実なのだ。
さてあなたなら、どうするだろうか?
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