米連邦準備理事会(FRB)は、量的緩和の縮小継続と10月の次回会合で証券の追加購入を停止する方針を確認。
事実上のゼロ金利を緩和終了後も「相当な期間」維持するのが適切だとする声明の表現はそのまま据え置いた。
米国株続伸、FRBの低金利継続姿勢を好感
不透明感や変化を嫌う株式市場に最大限の配慮をしたかのような表現で、景気認識では「労働力の著しい未活用が残る」との表現を踏襲。
声明が利上げに積極的なタカ派寄りになるとの懸念を翻す内容となっている。
ダウ平均は約2カ月ぶりに過去最高値を更新
FOMC金利誘導目標発表時以後のナスダック総合指数の動き 3分足チャート
現在から1年3カ月後に金利が上がるわけだが、実際に影響が出るには、あまりにも先のハナシではないだろうか。
世界には「イスラム国」や中東、ウクライナの問題があることも忘れてはならない。
想定される利上げ時期に達するまでには、他に何が出てくるか、誰も分からないのだ。
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