SEVダッシュON は、クサラと同じように、クルマの左右からのセンター上のダッシュボードの上へセット。
そしてセンターオン・クルージングは、フロントシートの後端あたりにあるアームレスト後端の窪みにセット。
この位置より前にセットすると、ヒョコヒョコした上下動になるのは、クサラの時と同じ。
どうやらクルマの長さの中央より少し後ろあたり「の位置あたりが、いい案配になるようだ。
ミニの場合センターオン・クルージングは、(上の写真の位置)が最もバランスが良かった。
装着してすぐだと、あまり効果は感じられなかったが、30分も走ると、だんだん効いてきた。
クサラの時も同じような感じで、2時間から3時間が経過すると、明らかに効果がハッキリ出てくるようだ。
面白いのは、アクセルを踏んだときにキックダウンする領域があるのだが、非常に明確に切り替わるのには驚いた。
まるでスイッチが入ったように、ある位置でギアが一段落ち、猛然と加速する。
普段ミニには乗っていないが、少し前に運転したときは、こういうキックダウンはしなかったので、明らかにSEVの影響だろう。
なので、加速が欲しい時に、このキックダウンを利用すると、まさに弾けるように加速する。
とはいえ、ギクシャクすることはないので、乗りにくいことはない。
加速の悪いクサラに乗っていたせいだろうか、この味にすっかり填まってしまい、キックダウンを存分に楽しみながら走りまわってしまった。
ダッシュ・オンを5センチほど手前にセットしたが、明らかに違う。
つまり場所によって、かなり敏感に効果が変わるようだ。
このモデルのミニの操縦性は、いわゆるゴーカートフィーリングが持ち味なのだが、5年4万キロで書いたように、ブレーキパッドとローターを交換。
さらにダンパーを、KONI FSD へ交換。
剛性アップ作戦で書いたように、車体の剛性アップのため、フロントロアーバー&アンダーガードセット、ロアフォースメント、 パワーブレースなどを加えてある。
そのため足回りは「しっかりした」感じになっているが、その状態でSEVをセットしていることになるわけだが・・
この2種類のSEVをセットすると、クサラの時と同じように、路面からのザラザラ感や、細かいデコボコは「いなす」ようなフィールに変化。
うねった路面の場合で、ボディーの上下動がフラットになるため、しっかりと安定した姿勢が保たれる。
つまりシャーシーが、クーパーSのパワーをよりガッチリと受け止める挙動へと変化するようだ。
猛然と加速する場合も、シャーシーが安定した状態のため、躊躇なく踏めるようになる。
もちろん減速時の挙動も安定するため、加減速は思いのまま。
実に痛快。
まさに Fun to Drive 。
翌日になればさらに変化したはずだが、息子を自宅へ下ろしたあとは、またクサラへ戻したので、翌日の効果のほどは不明。
ちなみに、SEVをクサラに装着した状態で、カミサンを助手席に乗せたことがある。
目の前に ダッシュ・オンが見えているはずなのだが、全く気がつかないようだった。
あるいは気がついていても、黙っていたのか・・
なので、彼女から言い出すまで、SEVについては黙秘で通す予定。(笑)
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