というわけで、比較試聴開始。
Xone:92 は、比較試聴には、にうってつけの機器。
ADAM S2X レビューで書いた、モニタースピーカーで試聴。
言っておきますが、この比較試聴は、CDのWAV形式ファイルを再生しての比較。
ハイレゾ音源は全く関係ありません。
と、一応書いておかないとね。
イコライザーは、ソニーもiPod も、まずはフラットにしての比較。
結論を書くと、 iPod の圧勝。
ソニーは100時間ほどのエージングが必要だとのことだが、現時点では全く勝負にならず。
誰が聴いてもわかる、これだけの違いをエージングで逆転できるのか?
ソニーの低域は伸びているのだけれど、音に芯がない。
ガツン!というインパクトが足りないので、比較試聴すると全く生気ないサウンドに聴こえてしまう。
一方の高音についても、繊細ではあるが、勢いがない。
さらにイコライザーの効かせ方も、同じハイブースト同士で比較した場合、アップルの方が聴かせ方がうまいことがわかる。
ソニーは「真面目」な音。
対するアップルは、ハジケてるサウンド。
メーカーの音決めの問題なのだが、この違いは結構大きい。
何だかあっけなく勝負はついてしまった。
なので、ソニーを100時間ほどエージングをした後で、再度比較をしてみようかと。
というわけで、現在2300曲余りをリピート再生で24時間連続再生し、エージング中。
ただソニーの場合、iTune で使っている階層化されたプレイリストを、そのまま Media Go へ移行できないのが問題。
なので、ハイレゾ専用のプレイヤーにするのが一番いいのかもしれない。
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糞耳ご苦労様でした
初めまして
遅まきながらブログ読ませていただきました。
個人の評価としてこういう見方も有るのかなと思いつつも、なかなか辛辣な文面にアンチSONYなのかなと驚いています。
そこで、少し言わせて下さい。
音の好みは千差万別ではないでしょうか?
たまたま今回のセッティングが貴方の耳に合っていたのでは?
こういう比較は接続機器やスピーカーとの相性も有ると思います。
1台のDAPを使ってのヘッドホンの聴き比べても各種DAPとの相性でその都度結果は変わはずですが…
たった一種類の比較が果たして「正しい結果」と言えるでしょうか?(公平を規するなら多様な組み合わせが必要)
今回のセッティングが「たまたまiPodとの相性が良かった」だけでは?
そもそもあなたは 「iPodのファン」で、そのため無意識にiPodの方が「音が良い」と思い込んでいるのではないのかなと、疑いたくなります。
私もこの程度の聴き比べならよくやりますよ。
先日、家電量販店で手持ちのNW-F887とiPod touchを同じく手持ちのイヤホンで聴き比べました。(当然どちらも音響設定はノーマルで)
結果、iPod touchの音はとても聴けたものでは有りませんでした。
それは例えるならステレオコンポとラジカセの差!
成程、貴方やiPodオーナーの多くがよく言う様に外部アプリで音響補完するという意味が納得出来ました。
と、人の趣味趣向なんてこんなもので、「コレはこうだと公言するのは違う」んじゃないかなと思います。
コメント、ありがとうございます。
長くなったので、こちらに書きました。
https://goo.gl/LWgWsB
ご笑覧いただければ幸いです。