ニューC5・インプレッション

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代車はニューC5で書いたC5は、この3日間で満タンだったガソリンは約半分に。

ということで、ひとまずインプレッションを。 

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まずドアを開けると、新車のいい匂いがする。 何となく気分良し。

 

自宅マンションの駐車場係の方にも、「新車のいいにオイしますねえ。買い換えられたのですか?」

と訊ねられたが、代車であります。(笑)

    

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街中でよく見かけるンワゴンといえばアウディ。

リアビューは、マークを付け替え、アウディだと言えば、ひとまず通用する造形ではないだろうか。

アウディとは違うのは、もちろんシトロエンのマーク。(笑)

   

こうして見ると、クリーンで飽きの来なさそうなデザインだ。

自己主張が強過ぎず、妙に目立たないのもいい。

シトロエンは、街中でほとんど見かけることがないので、いつのモデルかがよく分からないわけだし。

これは意外にポイントの高い要素だと思う。

つまりデザインの持つ鮮度が高ければ、なかなか古くなりにくいことになる。

 

オーナーになった場合、精神衛生上、非常にポイントの高くなる点ではないだろうか。

      

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これはベーシックなモデルなので、リアゲートを自動的に閉める、ボタンはついていない。

C5のステーションワゴンは、開口部が大きいのと、床面がC6より低いので、水汲みの際の積み下ろしはラク。

   

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フェイスリフトでモダンになった顔つきは、なかなかいい。

ヘッドライトの周りのLEDポジションライトは、夜になると、L字型に点灯する。

ちょっと、アウディチック。

       

意外だったのが乗り降りのしやすさ。

C6の方がうんとラク。

  

その理由だが、C6よりシートが高いうえ、サイドシルの形状がちょっと邪魔になることがある。

ドアの開口部の後側のスペースがちょっと狭いのが気になるのと、内側のドアの取っ手の形状はC6の方がチカラが要らずラク。

 

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シートの形状も、C6のフラットな形状に比べると、バケットっぽくサイドサポートが張り出しているタイプなので、乗り降りのしやすさという点では不利だ。

このあたりは、買ってから気がついたのでは遅いわけで、車選びの意外な盲点ではないだろうか。

   

 

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ただ一度シートに収まってしまえば快適だ。

シートは座り心地の良いフランス車のシートだけあって、走り回っても全く疲れない。

  

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センターへ固定されるような制御が入るステアリングは、C6より少し重く感じるが、慣れてしまえば、あまり気にならなくなる。

基本的にハンドリングは妙なクセがなく、特に高速道路では、センターへの固定制御の恩恵で生み出される高い直進性とあいまって、とても運転しやすい。

        

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メーターのディスプレイは、照明を含め適度にモダンで明るく、運転に花を添えてくれる楽しさがある。

 

エンジンは2000回転から2500回転あたりから、グンと力強くなる。

だから、このあたりの回転域で走ると、ホント気持ちがいい。

よく回りたがる、盛り上がりのあるエンジン特性のためだろうか、アイドリング状態を除けば、4気筒だということは全く気にならない。

 

ただ、燃費のためだろうか、1500回転から2000回転あたりの街中での回転域でも、粘って回ろうとするのだ。

そのためだろうか、2000回転から2500回転あたりのスムースで力強い味とは別物の、ノッキングっぽいフィールは、どうしても気になってしまう。

だから、ついつい回転を少し上げ気味にして走りたくなるわけで、そうすると燃費には良くないわけだが・・(笑) 

  

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C6は6気筒のため、低回転域でも密度が低くなるような、ノッキングっぽいフィールとは全く無縁のエンジンフィールだ。

どの回転域でもスムースでシルキーなタッチと、スムースなトルクで立ち上がる特性は、高級感を感じさせてくれる大きなポイントだ。

そのうえ、必要なときは踏めば、なかなかナイスなエンジン音を伴い、意外に早く走ることができるからね。

このようにC5のエンジンと比べると、C6はエンジンのタッチまでもが非常に洗練されていることがわかったりするわけで、C5はここがポイントだろう。      

とはいっても、1.6リッター4気筒と3リッターV6を比べるのは酷なハナシなのだが、どうしても気になってしまう。

ただC6に入れている「エンジンオイル添加剤」を入れ、ある程度の距離を走れば、今より遙かにスムースにはなるだろう。

    

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パドルシフトはついていない。

  

アイシン製6速ATはとてもスムースだが、街中の速度域だと6速へは入らない。

低回転では、排気量が少ないため、どうしてもトルクが薄くなるわけで、その対策として、そういった制御をしているのだろう。

高速道路などで90キロを越えると、ようやく6速へ入るのは、回転域と速度とのバランスを考えてプログラミングされているからだろうか。

  

ちなみに、C6は街中の速度域でも6速へ入る。

 

ハイドロは、高速道路の領域になると、それらしい柔らかさを感じるが、普段の速度域では、C6ほど滑らかではない。

とはいっても、オレのC6はガイアパワーチューンをしてあるからねえ。

  

ブレーキは、ブレーキパッドをジガに変えてあるC6と比べると大味だが、そういう味を知らなければ、特に文句はないレベルだ。

 

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とイロイロ書いたが、基本的にかなり気に入っている。

   

湾岸線を大阪まで往復すれば、高速道路での印象がかなりハッキリ分かるはず。

C6は明日までに、戻ってくるはずだからね。

   

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