CGのフォルクスワーゲンhigh up! を読み始めて5秒くらいで、森 ケータ氏だとすぐ分かった。
で読み終わる頃には、モチベーションアップ。クルマもアップ。(笑)
ハッキリ書くという勇気 ・ 偉大なる「無難」 でも似たようなことを書いたことがあるわけですが・・
最近では モーター・ジャーナル とかね。
で、オレ的に刺さったフレーズを引用させていただくと・・
いまの軽自動車がインチキものだとはいわないけれど、up!ぐらいのレベルになることを目指してさらに頑張っていただけるとさらにうれしい。
手近な北極星として、ちょうどいいと思う。黒船というよりは(笑)。
運転した感じ全体としてはup!、実にフツー。
ザ・フツーといいたいぐらいフツーで、それはひとつには、「ゴルフII」を思い出させるものがミョーにあるから。
これが文中で書かれている ゴルフⅡ
コーナーでロールしないのがいい走りとか、ハンドルはクイックなほうがいいとか、イニシャルのトーイン強め設定+真ん中のところでハンドルをギュッと固着させて真っすぐ走らせる(走れないけど)とか、ちょっとでも車両にヨー角がついたらすぐに後輪がグッとコーナリングフォースを出さないととか、そういうモロモロにup!は毒されていない。
そうなのかと勝手に思わされるようでいて、実はそうではない、という書き方は、モリさんのスタイルの一つとなっていますね。
ディーラーオプションの15インチのアロイホイールに「ミシュラン・パイロットスポーツ3」(非純正装着銘柄)を履かせたものがついた3ドアの素up!の広報車は、われわれのギョーカイ内のごく一部でちょっとした伝説の一台になっていたりする。
こういうことって、他では目にしないよなあ・・そうなんだ・・
アタリマエといえばアタリマエ。「クルマって本来、こういうものだよな」と思いながら返しにいった……のは、実はちょうど、たまたま、そのタイミングで「ゴルフR」の広報車を予約していたから。
「ついでがあるから俺が返しとくわ」と。
そしてゴルフRにちょっと絶句。
想定外のよさがあったので……という話はここには関係ないけれど、やっぱいまのワーゲン、すごい。
ゴルフRもそうだけど、ゴルフRもup!も作れちゃうところが。
Das Auto.
こういうのを読むと、試乗に行ってみようかなと、思ったりするわけで、ま、アブナイ誘惑と言いますか・・(笑)
勝手にそう思っているだけなんで、モリさんには何の責任もないのですが、そういう気にさせる文章力が只者ではない。
さすがプロ。
「水野和敏的視点」 vol.21「軽自動車の進むべき道とは?」
派生車種の「乱造」を見直すべき
では、軽自動車は今後どうなるのでしょうか??売らんがための多車種戦略を採り続けていくなら、残念ながらグローバルな商品としての進化は、本質的な意味でこれ以上「ない」と思います。
現にフォルクスワーゲンup!は、クルマのつくりなどを見ても、このマーケットを相当意識して開発されたモデルだと思います。
電車やバスなどの交通インフラ基盤が脆弱(ぜいじゃく)なヨーロッパやアメリカで、高齢者問題や環境問題に対応したクルマとして販売する道を探ってみてはどうでしょうか。
こういうライターさんばかりだと、天国なんですけどねえ・・
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