6月の基礎セミナーを受講された方から、次のようなメールが送られてきた。
はっち先生、ごぶさたいたしております。
お元気なご様子、COOLにて拝見いたしております。
このたびのご縁で、デイトレードの訓練を日々するようになってから、精神的にも、今までにない、張り合いのある毎日を過ごせており、それだけでも本当に感謝しております。
これからもよろしくお願いいたします。
張り合いのある毎日。
最高ではないだろうか。
好きこそものの上手なれ。
面白いと感じるかどうかは、勝てるようになるためにはとても大事なこと。
おまけに、始めてからまだ一ヶ月も経たないというのに、7月は+2200ドル強。
凄いことだ。
普通3ヶ月くらいはかかるのだ。
さて昨夜の彼のトレードはというと・・
36分のエントリーに、もっともバタバタする。
買い銘柄を2つ、入力して精一杯。
売り銘柄まで手が回らない。
そして、39分があっという間にやってくる。
冒頭のスピード感に対応できるように、なれるかどうかが、たぶん、トレーダーとしての生死を分ける。
しかし、今、その技能へ到達する糸口が、まったく見えていない・・・。
序盤は、動いている方向へエントリーすれば、まだそちらへ伸びるという、強烈な利点がある。
しかし、めまぐるしいスピード感に対応できるスキルが必要。
現在、ここに大きな壁を感じている。
中盤以降は、動きが穏やかになるが、ダマシに会いやすい。
そして、今日hはっきりしたが、少しでも利益がでたら、すぐに手仕舞いしたくなってしまう、いわゆる損大(利小)のメンタルが、自分の中に明らかに存在している。
この感覚は、目の前の値動きに、過度に反応してしまう傾向だと思うが、いまのところ、このすぐに切りたい感覚が、3分足トレードでは、リズムとしてうまいこと、損切りが早い、逆行につかまらない、という利点として表れていると思われる。
しかし、後半のリズムでは明らかに、利が伸ばせないという不利益の傾向として現れている、
やはり、自分の体内感覚には、前半の勝負のほうがあっていると思われる。
最初のユニットへのエントリーというのは、トレードで最も難しいことの一つだ。
なぜなら、銘柄を決めるまでの時間が短いため、素早い決断が必要になるからだ。
ご本人が「壁がある」と感じるのは、ある意味当然のこと。
だからこそ、3ヶ月という時間が必要になるわけだ。
始めて一ヶ月の時点では、まだ「慣れ」という点で十分な経験値ではないのだ。
トレーディングでは、現在の足が完全に確定してから、判断しなければならない。
3分足なら、3分事に判断しなければならないわけだ。
これが出来るようになるまでにも、時間が必要になる。
経験を積むと、様々なことが分かるようになってくる。
たとえばこの値段帯のこの銘柄なら、大体どれくらい獲れるのか、などといった点だ。
そのためローソク足フォーメーションと組み合わせれば、ピンポイントを狙った手仕舞いができるのだ。
我ながら、素晴らしい!
まさに神業だ!
と感じるレベルの執行が増えてくる時期が必ずやってくる。
トレードとは、そういう仕事なのだ。
ちなみに、下記が彼のここ一ヶ月の成績だ。
素晴らしい結果ではないだろうか?
出来すぎといってもいいだろう。
だからこそじっくり取り組んで欲しい。