呼値刻み変更フェーズⅡをご覧あれ。更新値幅、制限値幅と呼値の刻み
東証からはTOPIX100構成銘柄の呼値の単位が変わりますというPDFが公表されている。
Bloomberg からは、東証:呼値単位適正化を来年1月から3段階実施、1円以下も
すでにフェーズⅠとして、1月14日から、値がさ株(ねがさかぶ、1単元あたりの株価水準が高い株、今回は株価が3,000円以上の銘柄)の呼値(よびね、刻み値(きざみね)の単位が縮小されている。
だがチャートを見ている限り、マーケットでトレーダーにとってメリットのある、変化は見られない。
2013年3月からのトータルパフォーマンスを見れば一目瞭然。
理屈を言えば、成行き注文の場合に、約定価格が改善され、差し値注文の場合、早く約定できるようになるわけだ。
だが出来高が少なく、動く値幅が少なければ、単に絵に描いた餅で終わってしまう。
というわけで、フェーズⅡとして、7月22日から、低位株(ていいかぶ)つまり1単元あたりの株価水準が低い100円台以下くらいの株も同様に縮小されるわけだ。
さらに株価が3千円から5千円の銘柄は、5円だったものがフェーズⅠで1円になり、フェーズⅡで0.5円へと二度変更されることになる。
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