クルマにお金をかけても、自分のカラダに掛けるお金をケチる人が多い。
不思議なことに、周りを見渡すと、ほとんどがそういう人ばかり。
こういうことは、学校で教えてくれるわけではないが、だがクルマを「いじる」ことだって学校では教えてはくれない。
だけどみんな、一度は車とかバイクとか自転車を自分なりの基準でチューンしようと考えたことがあるはず。
多くの場合、友達から聞いたり、カッコイイと思うクルマを観たりするのが「きっかけ」だったりするわけだ。
それがいいことなのか悪いことなのかはわからなくても、周りがそうだから、何となくそうなんだろうな、と考えるからだろう。
物事を進めるにあたっては、優先順位というものがある。
なぜなら、どこから手を付けるかによって、成否の度合いが大きく変わるからだ。
だが、何を大事にし、何から手を付けるのかは、人それぞれ。
銀行口座のお金を増やすよりも、自分のカラダへの投資の方が先。
こういう考えが当たり前の人もいれば、逆の人もいる。
自分のカラダへの投資というのは、ケチらず正しく使えば、体感効果として必ず戻ってくる。
とても気分がよくなるからね。
「COOLで過ごそう」の最も古い最初の記事は1998年5月19日は、そういうハナシを書いている。
最後までするスクロールすればどういう記事かわかるが、そういうことなのだ。
だが、銀行口座の数字が増えたからといって、どこかが気持ちよくなる人は、まずいないだろう。
ただ、何となく安心するという気分になるのかもしれない。
じゃあどうして安心するのか?
それは相対的に心配が減ると考えるからだろう。
だが心配というのは、現実にあるものではなく、実態はアタマの中で勝手に創り出した「幻想の別名」としてそう呼んでいるだけのハナシだ。
心配させて、金を振り込ませるオレオレ詐欺。
こうした社会現象に象徴にされるように、これは人間が考え出した愚かな作戦の、トップにランクされてもおかしくないレベルの考え方の一つだ。
心配だから、金を貯める。
心配だから一生懸命に働く。
心配だから定期検診に行く。
心配だから何でも食べる。
長期間にわたり巧妙に擦り込まれたこうした考え方で一度洗脳されてしまうと、さてどうなるだろうか?
悪いやつを捜す鉄則は、それでもって最も儲かるヤツと昔から相場は決まっている。
では上の4つのケースで、最も儲かるのは一体誰だろう?
心配した本人ではないことだけは確かだ。
オ レ > 儲かるヤツ
心配だから、金を貯める。 > 銀行
心配だから一生懸命に働く。 > カイシャ
心配だから定期検診に行く。 > 医者
心配だから何でも食べる。 > 食品関連業者
我々を創った創造主はこのことを嘆いている。
なぜならこういう仕組みを最初に考え出したヤツが、創造主がくれた夢のような世界を創るせっかくのチャンスを潰してしまったからだ。
人間は、こうした考え方を「かしこい考え方」と勝手に命名し、広めてしまったのだ。
オーマイガッ!(笑)
「だが心配というのは、現実にあるものではなく、実態はアタマの中で勝手に創り出した「幻想の別名」としてそう呼んでいるだけ」
全くそう思います。やたらと心配する人がいるけど、行動すればいいのに、とおもいます。