いわゆるブツ撮りと呼ばれる、何かの商品を撮影するときに、欠かせないのが補助照明。
特にプロとしてお金を貰うわけではない我々シロウトの場合、どうしても「ありもの」の光で撮ってしまいがち。
自宅ダイニングテーブルそばの花 ・ 5DMarkⅢ+SIGMA 35mm F1.4 DG HSM A012
この写真は夜に補助照明なしで撮ったが、明るいレンズと高性能カメラを使っている。
だがいわゆる一般的なデジカメの場合、「それなりの水準」のものを撮りたいなら、できるだけ補助の照明で光量を補うようにすればいい。
たとえば、レストラン等、飲食店Webサイトの制作Tipsと実例まとめでも、冒頭でまず「おいしそうな写真が命!」と謳っている。
美しい写真のもたらすインパクトは、それほどまでに観る者を魅了するのだ。
そのための必須アイテムが補助照明、というわけだ。
特にスマホのカメラなど、コンデジよりさらに性能の落ちる場合、補助照明の威力はさらに増大する。
一般的には安いカメラになればなるほど、補助照明を使う効果は大きくなると考えていいだろう。
レストランでの料理写真の撮影は、ほとんどのケースでは室内で行われる。
そのため、美しい写真を撮るためには、光量が足りないという問題が常につきまとうのだ。
あなたが客としてレストランを訪れ、美味しそうな料理だからと撮影する場合も、補助照明なしで撮ることになるケースがほとんどのはず。
だが、自宅などで料理の写真を撮る場合、補助照明を使えば、間違いなく「よりよい一枚」を撮ることができる。
これは補助照明なしで撮ったショット。
こちらは、補助照明を使ってのショット。皿のブルーの発色が鮮やかだ。
皿が大きいので、補助照明一発だと右手前が暗くなってしまっているのが惜しい。
これらは CREDO で、許可を得て撮影している。
写真はすべて FUJIFILM X20
左側からの補助照明一発のため、どうしても右側へ影ができてしまっている。
だが、発色の美しさは補助照明なしの場合とは、雲泥の差だ。
使ったのは、 LEDを120球搭載の撮影や緊急時用LEDビデオライト
このようなフィルターが、付属している。
横にあるダイアルで輝度が調節できる。
買ったときは、確か3500円位だった・・
今売られているものとは、細部が少し違っているようだが、基本的には同じ性能だ。
今回は補助光を1台だけを使ったが、それでもこれだけ撮れれば、納得ではないだろうか?
これとミニ三脚とを組み合わせ、2台使えば、さらに影と反射がコントロールされた、より美しい写真を撮ることができるだろう。
美味しそうな料理写真を撮るには、反射光をどうコントロールするかがポイントなのだ。
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