自転車に乗れるようにというブログで、インパクトのある書き込みがありました。
最初は、そうだったのかも知れませんが、今となってはそういう感覚や記憶は忘却の彼方。
という背景もあってのことでしょうか、鮮烈な印象を受けたので、下記に引用させていただきました。
7月3日(木) ナスダック
今日も仮眠後、デモ4日目。
はじめて売買にトライした。
感想。
デイトレで集中しながらの1時間が、こんなにキツイものとは・・・
ぜんぜんもたない。
途中、自分との交信が、何度も途絶えた・・・あたままっしろ。
最初はハッチ先生の指示銘柄があり、それをズラッとならべられれば、あとは良さそうなものを、見比べて選べばよい。
しかし、途中から、自分で ”今”、よい状態になってる銘柄を探しだしてこなければならなくなってくると、しんどい。
まず、スキャンシステムの見方が、まだ全然わかってない。
そして、スキャンシステムの変化する数字を監視し続けること、そして、あたまがぼんやりしてくるのに抗って、あきらめず、根気よく、チャートにつぎつぎと入れ込んでいく、その中に、よい形のものが出てくるまで・・・・この作業がキツイ。
1銘柄なら、たくさん並べている中で、たまたま目に入ることも出てくるが、あと2つ、同時に保有しようと思ったら、探すのが大変。
何度も試合放棄した・・・。
1時間の終わりわり近くには、精も根も尽きて、もう終わってくれ・・・と思ってしまった。
<売買について>
執行ミスを乱発した・・・。
数量間違い。売りと買いの間違い。慌てて切った。
見ているチャートと、違う銘柄を売買。
前に売買した銘柄名が、そのまま残っているのに、執行を押ししてしまう・・・。
保有銘柄が複数になってくると、切るものと継続のものと、、ポジションが今、どうなっているのかという管理が出てくるし、同じタイミングで、損ぎりと、新規買いをしなければならないときもある。
そちらにも注意しながら、新規の銘柄を全力で、探しにいかなければいけない・・・。
チェックリストをつける余裕が、一ミリもありませんでした・・・。
個別)
冒頭の Zの数量間違いで、大幅損失。
48分から売りで入ってるLULUは、たまたま利益となっているが、ルール違反なのでダメ。
緑の236を下に切ったのを見て、焦りの中で勘違いして売ってしまっている。
中盤から後半にかけて、236の線しか見ず、「入れればいいや」という安易な気持ちでの売買を乱発してしまった・・・。
ずいぶん出遅れて236に到達して、もじもじしているので、軽視していたら、ブレイクしたとたん、表情を変えて、長い足をつけて一気に伸びるやつがいる。
その瞬間、入らなかった自分に後悔。しかし手遅れ。
反省という主旨からは外れるが、デモトレーダーの売買履歴のリスト、素晴しすぎる!!
動揺の中で、記憶にすら残っていない売買まで、あとからすべて確認できる!
集中力がいつどのタイミングで、何に対して最も必要になるのかというのは、経験を積み重ねることでわかるようになります。
チャートの良い形というのは、数を見ているウチに、わかるようになるものです。
いわゆるパターン認識能力は、数を見ているうちに上がってゆきますから心配はありません。
次に何をしなくてはならないのかを考える。
のではなく、頭に浮かんでくるようにならないと・・
そうでないと、意識をし続けるために、集中力を使わなければなりません。
銘柄を入れ替えるとき、トータルの損益面から、保有の可否を判断しなければならないケースがあります。
つまりチェクリストでの情報以外での判断が必要になるケースがあるのです。
いわゆるマネジメントの能力が要求されるのです。
株数は慣れですぐに判断できるようになります。
慣れてくれば、さらにその銘柄が獲りやすい動きをするのかどうかまで、分かるのです。
これらは全て、慣れによるものなのです。
トレーディングは待ち構え、タイミングが来たら、ズバっとアクションを起こせるかどうかです。
ですから常に、スケジュールよりも先回りして、考えることが大事。
そうでないと、後手後手となって、後追いする羽目になってしまいます。
慣れと共に、目的に応じて訓練をする、という意識でトレードをしてください。
1週間にひとつ、何かができるように、と言う目的意識を持って、トレードすることです。
あと、楽しんでトレードをすることですね。
トレードは、自分の予測が当たるかどうかの、いわばゲームなのです。
コメントする