ネットには株式投資に関しての情報が溢れている。
株式投資やトレードに関する恐怖心を煽ることで、金やダイアを買わせよう、などという魂胆が透けて見えるサイトも多い。
リスクについての再考を促すなどというレベルではなく、思わず笑ってしまうような記述があったりして、結構面白いものだ。
たとえば、個人投資家が相場に立ち向かっても踏みつぶされるだけでは・・
そこは弱肉強食のジャングルのような世界であり、凶暴で巨大な野獣が獲物を求めて這い回っているような世界である。
その世界に入り込んで行けば、初心者だろうが、女性だろうが、高齢者だろうが、配慮など微塵もない。隙を見せれば一瞬にして食い殺される。株式市場とは、そんな殺伐とした場所でもある。
なとど書いてあったが、一瞬どこのハナシなのかと思ってしまった。
よほど怖い思いをしたのだろう。(笑)
妄想や思い込みは、実際に体験したことがないと、簡単に膨らんでゆくものだ。
だからこそ、シミュレーショントレードで、実際に模擬売買するわけだ。
まずは実際に行動してみる、というアクションは、妄想や思い込みを、一瞬にして霧散させるパワーを持っている。
そしてその行動からは、想像を上回る膨大なフィードバックが戻ってくるはず。
シミュレーショントレードで生まれた損益の記録は、様々な恩恵をもたらしてくれる。
なぜならマーケットという鏡に映る自分の本当の姿を、垣間見ることができる情報が、そこには記録されているからだ。
市場からの意味あるアドバイスを常に得られるのが、シミュレーショントレードの本質なのだ、と断言してもいいだろう。
体験という行動を通じ、全ての疑念や戸惑い、恐怖心といったものを一掃しておく。
これはイザ事に当たる際に欠かせない一種の儀式だと思えばいいだろう。
もともと恐怖心や欲などというものは、実際には存在していないからだ。
いわば勝手な思い込みが創り出す一種の妄想そのものが、欲と恐怖の正体なのだ。
株式市場に群がる人たちの心理の足跡は、チャートを通して見れば、まさに一目瞭然。
大バカ者達が、どういうときに、どこでパニックを起こすのか?
ということさえ分かれば、あとは怖いモノなし。
これが株式市場の真の姿ではないだろうか。
こうした人間の心理というものは、時代や国境、肌の色を越え、いつの世も不変。
心理の足跡を示すチャートが、ある決まったパターンを繰り返すのは、当然の結果だ。
昨日基礎セミナーを受けられた方は最後に、これからの目標や希望が湧いてきました!
と力強く語られたが、恐れや迷いの色などによる一点の曇りのない、明るい表情を見た瞬間、二日間の疲れはすっかり吹っ飛んでしまった。
恐るべし!(笑)
コメントする