ギャップリバーサルで解説した、ギャップを付けた方向と反対サイドへ抜けるパターンだが、何故こういうことが起こるのだろう?
マーケットメーカーが、この銘柄を大量に売りたい場合、買い手を誘発するため、ギャップアップというエサを撒くわけだ。
こうしてわざとギャップアップを起こしておいて、さらに最初の数分間、猛烈に買い上げるのだ。
するとシロートは、上がると思い込み、買いに便乗するするわけだ。
WYNN 30秒チャート 秒足チャートを見れば、エントリーを控えることができる。
マーケットメーカーが大量に売りたい場合、買ってくれる相手がたくさんいなければ、そもそも売買が成立しなくなってしまう。
そのため、買い手が集まるような仕掛けを作るわけだ。
それが売るためのニセの大きなギャップアップ、つまりフェイクギャップの正体なのだ。
そして彼らは、さらに追い打ちを掛け、数分間の強烈な買い上げというニセのアクションで、大量の買い手を集めるのだ。
上のチャートのように30秒足を見ていれば、36分のエントリーは防ぐことができるのだ。
まさに秒足チャートの威力といっていいだろう。
AMGN 30秒チャート
マーケットメーカーがフェイクのギャップアップを起こし、いきなり大量に売って来る場合もある。
上のAMGNはその典型的なパターンだ。
Gapper's Eye バックナンバーの2002年1月-6月 バックナンバーで、このフェイクギャップアップはすでに紹介している。
2002年5月9日にもフェイクギャッププレイについて説明している。
アドバンスセミナー初日 でも書いているが、このプレイは アドバンスプレイ としても紹介している。
フェイク・ギャップ・プレイ
トレンドの反転を捕えた、ギャップを利用するプレイ。
30分ギャッププレイの応用パターンのため、低リスクのプレイといえるだろう。
カットロスのポイントが、わかりやすいのも特徴だ。
反転前のトレンドがはっきりしていると、反転後の大きなゆり戻しが期待できる。
長いタイムフレームより短いタイムフレームでのプレイがお勧めだ。
順バリ・ローリスク
この頃すでにこちらでも書いているが、多くのサンプルで、このフェイクギャッププレイにまつわるトレードについて解説している。
しかし最後の方を読むと、インチキセミナーが横行していた時代だったんですねえ。(笑)
今では時間の波によって淘汰され、米国株セミナーを継続しているのはウチだけ。
この頃から12年ですからねえ・・
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