昨夜は Jsports のライブで、午前2時前あたりまで観ていた、
普段は朝4時台にはベッドから出て、睡眠の後半は酸素カプセル内というパターンなのだが・・
今日目が覚めると1.3気圧くらいに減圧の途中、しかも時間を見ると9時前で、ちょっとビックリ。
しかしよく寝た。
今のWECはF1より遙かに面白い。
なぜなら、参加各車の速さががイコールコンディションになるよう、それぞれの方式のクルマに対してかなり細かくレギュレーションを適用しているからだ。
その目論見は成功しているようで、去年圧倒的に強かったアウディにかわり、今年はトヨタに有利に働いているようだ。
今年からトップのカテゴリーに、ポルシェも参戦。
クラス違いのGTでは、我々が普段目にしているカタチのクルマが競い合っているため、見ていて飽きないのだ。
2013年、2014年のF1とWECのレギュレーション追加変更点
このように、WECの最大の魅力はテクノロジー競争だといっていいだろう。
最高峰のLMP1クラスは、今やF1より面白い開発競争が日々展開され、メーカーの威信をかけた最先端技術の実験場となっている。
トップクラスのハイブリッドシステムもアウディとトヨタでは全然アプローチが違う。
ベースのエンジンもアウディはディーゼルターボエンジン。
片やトヨタはガソリンエンジン、
ハイブリッドシステムも駆動方式や回生方式や蓄電方式などアウディとトヨタではまるで違うわけだ。
今やF1にはなくなってしまったメーカーの個性が、WECで楽しめるようになっている。
左がトヨタ 右はアウディ最新のレーザーヘッドライト
LMP1クラスの2014年のレギュレーションの特徴
エンジン
4ストロークピストンエンジン。
マニュファクチャラーエンジンは排気量自由dがターボ圧は4バールまで。
プライベーター用エンジンは排気量5.5リッターまで。
エンジン出力はホモロゲートされた燃料計によりコントロール。
エアリストリクターの廃止。可変吸入システムの使用はOK。
燃料インジェクション圧は自由。
燃料は第二世代E20バイオ燃料
ディーゼルかガソリンエンジン
中長期的スパンで水素や電力などの他のエネルギーに転換可能なこと。
高価な素材やシステムは禁止。
エネルギー回生システム
サルテサーキット1周あたりの出力0-8MJの5カテゴリーに区分け。
システムは測定され得る限り自由に規定される。
システムの基数は1台あたり2機まで。
システムはシーズン毎にホモロゲートされる。
シーズン中のアップデート、カテゴリ変更は認められない。
今日のゴール前のライブは夕方4時からなので、それまではネットのライブ動画でチェック。
残り時間8時間50分の時点で、アウディが1位と2位。
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