今日の東京マーケットは、日経平均の週足が変則トレードのパターンとなったため、改めてここでまとめておきます。
週足トレードは通常数週間にわたってホールドするわけですが、エントリーのタイミングは日足を見て決めるわけです。
大事なのは、どれくらいの確率でどういったパターンが発生するのか、という予測をどのように決めればいいのか、という点です。
今日の週足は20MAを完全に抜けた位置で始まりました。
つまり仕込みのタイミングがやってきたというわけです。
日経平均週足チャート
問題は上の週足をどのように読むのか?です。
陽線が2本のあとの3本目に相当するため、プルバックが来る確率の高いゾーンに来ている。
陽線3本分のギャップを含めたトータルの長さを見ると、プルバックが来る確率は少なくない。
赤い20MAの傾きがまだ右下がりのまま。
というわけで、エントリーの後、ホールドし続けるのは安全とは言えない位置だということになります。
そのため、今日一日分の利益を獲ったら手仕舞いという作戦に変更。
日本株の事前スキャン・リストで、週足がハイローバンドの上でなおかつ、MAの並び順の良い銘柄をフィルタリング。
選択されたのは、上の10銘柄。
エントリーは日足によるハイローバンドギャッププレイのエントリー条件で決定。
大東建託(1878) エントリーポイントより下から始まったのでパス。
日本たばこ産業(2914) +3万円 投下資金115万円(信用取引)
花王(4452) エントリーポイントより下から始まったのでパス。
エーザイ(4523) 500株 +1万2千円 投下資金105万円(信用取引)
カシオ計算機(6952) エントリーポイントより下から始まったのでパス。
キヤノン(7751) 陽線3本のあとなのでパス
ユニ・チャーム(8113) 500株 2万1千円 投下資金103万円(信用取引)
東海旅客鉄道(9022) 陽線が続きすぎなのでパス。
NTT(9432) 500株 2万6千円 投下資金102万円(信用取引)
セコム(9735) エントリーラインを抜けてないのでパス
結局5銘柄にエントリーして5戦5勝の無敗。
信用取引425万円の資金で、+8万9千円となったわけです。
投下資金に対しての単純利回りは2%。
トレーディングの基本を守り、リスクを下げることで、 月換算だと40%、年率だと480%という利益率のトレードとなったわけです。
このあとは、週足のプルバック待ち。
そのあとでまた上げ始めたら、再び出動のチャンスとなります。
さて、どうなるか?