Amazonが写真撮影の手法を「発明」したとして特許を取得したことが判明という記事があったので備忘録としてメモ。
記事によると、2011年に特許を取得していたことがわかったという。
この特許技術を使う目的は、製品写真を撮影する際に「十分にシームレスな背景を実現する」ためだというのだが・・
以下は上記の記事からの引用だが・・
被写体となる製品やモデルの姿が背景に浮かび上がるような効果を狙ったものと考えられるという。
ただ、この手法そのものは以前から広く使われているもので、他者が実際にこの手法を使って撮影を行っても特許を侵害したと特定することは困難とみられている。
そのため、Amazonが特許を取得する狙いは謎で、海外のカメラ撮影に携わる人たちからは、混乱と怒りの声も挙がり始めているのだという。
確かに微妙な問題だ。
「Amazonには現在アクティブに使用されている顧客アカウントが2億1500万以上存在するという。
アマゾンは日本でも出願から14年かけて1クリック特許を成立させている。
アップルが、Amazon.comの1-Click特許と商標をライセンス契約
ワンクリック特許とは、初回購入時に顧客の個人情報を登録し、この際に顧客のコンピュータにIDデータを記録したcookieを送信、次回以降はこのcookieによって顧客を判別し、簡単な手続きでの決済を可能にするシステムについての特許。
Amazon.comは1999年10月にこの特許を侵害しているとしてBarnes & Nobleを提訴したという経緯がある。
今回の写真撮影もわざわざ特許申請しているということは、「本気」で類似の写真を掲載しているオンラインショッピングサイトを潰すためなのかも知れないという。
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