NHKの嘘報道―福島のお魚から「放射性物質は殆ど検出されなくった」からの引用です。
4月20日21時からのNHKの番組で(福島県産の魚から)「事故から3年、放射性物質は殆ど検出されなくった」と放送していました。
本当かなと思い概ね事故から3年以降の2014年3月、4月捕れた福島県産お魚の検査結果(1)を調べたら検査1、296件中2割以上の264件で放射性セシウムが見つかっています。
さらに漁師のコメントとして、ヒラメについて「ほとんどND(検出限界以下)なんだけど」とのコメントを紹介しています。
同じく3月、4月について調べたら検査61件中24件から放射性セシウムが見つかっており、最大は基準値(5)の倍以上の1キログラム当たり230ベクレルです。
「殆ど」の意味を間違えたと思い調べたら「全部とはいえないが、それに近い程度に。」でした。
2割もあるのに放射性物質が見つかる割合が「0」に近いなんてあからさま嘘報道です。
<余談>
この番組では福島県の漁師さんについて「風評被害に苦しんできた漁師たち」と紹介していますが、「福島原発事故による海洋汚染の苦しんできた」が正解です。
この番組を見た(=^・^=)の印象ですが、原子力村のPR番組って感じです。(=^・^=)から受信料と称してカツアゲしたお金で原子力村のPRは許せません。
NHKはこれまでも数々の嘘報道を流しています(4)~(24)。社会悪です。
関連記事
「放射線管理区域で東京五輪・パラリンピック競技の予選や事前合宿?狂気の沙汰だ:農業情報研究所」
第6次航空機モニタリング及び福島第一原子力発電所から80 km圏外の航空機モニタリングの放射性セシウムの沈着量の測定結果
2011年3月、あるテレビ局で働いてる友人から電話がかかってきて、「野菜も水も牛乳も全部ヤバいよ。」と
コメントする