基本ルールの意味

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昨夜の米国マーケットでのネットエイドでご質問があったのですが、漠然として答えようがなかったため、ブログで具体的に質問をしてください、ということになったのですが、早速ご自身のブログでご質問がありました。

というわけで、しつこいだけのデイトレ日記の総評について。

以下がご質問の内容です。

 

指数の見方について質問ですオープニングのショートサイドSINA、WYNN、VRTXについては指数の5本目が長く236を抜けずに終わったので全て出るのが正解なのですか?

  

逆に私からの質問です。

   

指数の5本目が長く236を抜けずに終わったら、エントリーしている銘柄も全て手仕舞いする。

こういうルールがあったでしょうか?

ありませんよね。

  

仮にそういうことをやるにしても、その銘柄が、指数と同じに動いているのか、それとも影響を全く受けずに動いているのかを確認できなければなりません。

ですが、特にオープニングでの最初のユニットでは、そういうことをチェックできる時間はないはずです。

 

最初のユニットでは、ローソク足3本目のアタマでエントリーするわけですが、獲れるのは確率として1本分しかないわけです。

ですから1本分獲れたら勝ち逃げする、というのが基本的なスタンスなのです。

そのためにチェックシートを付けるわけです。

 

チェックシートは付けていたのでしょうか?

最初のユニットでは、エントリー方向と反対の色のローソク足が出たら、その次のアタマで手仕舞いする、というのが基本ルールです。

ですからチェックシートを付けて、ルール通りに手仕舞いすれば、SINA はマイナス385ドルではなく、マイナス195ドルで済んだはず。

 

長くなるので、他のトレードについては割愛しますが、まさにルール違反のオンパレード。

これではトータルでマイナス千ドルオーバーになるのは、当然のことではないでしょうか?

   

勝てないケースの原因は、すべてルール違反によるものです。

特に勝てない人に共通するルール違反の筆頭は次の2点。

  

トレードをするときは、必ずチェックシートをつける。これを守っていない。

検証では、チェックシートとチャートを照合した結果で判定する。これをやっていない。

   

これはセミナーでも、COOLでも、耳にタコができるほど繰り返しています。

なぜならその通りにすれば、負けないようなシステムとして働くように構築してあるからなのです。

なのに守らない。あるいは守れない?

  

そのかわり、勝手な「マイ・オウン・ルール」を創り上げ、それに従ってトレードをするわけです。

それが正しいルールだと思い込んでいるのでしょう。たぶん。

ですが正しいルールであれば、トータルで必ずプラスになるはずなのです。

  

それなのにトタールでマイナスになってしまうということは、つまり自ら創り上げた勝手な「マイ・オウン・ルール」が存在するということに他ならないのです。

まずは、その「マイ・オウン・ルール」を見つけることです。

そしてそれをブログへ記録する。

 

まずこのあたりから、始められてはどうでしょうか?

 

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