花粉症対策最前線

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先日ある神戸のトレーダーがマスクをしていたのだけれど、20年来の花粉症なのだという。

昼間は神戸のさる大病院の事務関連の仕事をされているので、何か効果的な方法を知っているのではないかと訊ねたら、特にないという。

なるほど、たぶん今までいろいろなことは、試されたのでしょう。

   

オレは花粉症ではないので、効果を試すことはできないのですが、下記はこちらのサイトからの引用です。

   

ワセリン関連のメールを多数頂いておりますが,三重県の外科の先生から「花粉症とワセリン」というメールをいただきました。

さて、花粉にワセリン、私も昔からやっていますが、良いです。花粉が吸着するだけでなく、知らぬまに、皮膚をこすって目の周りに糜爛が生じたものの治癒が早まることも痒みが治る一因だと思っています。

このことについて、ちょっと調べていたら、面白い(不快な?)物を見つけました。

「ポレノン」という花粉を吸着して固めるスプレーというものです。

しかも開発者が医師・・・・・・。花粉をブロックする仕組みは「花粉をポレノンに含まれるペクチンが吸着します。

更にDNAがマイナスイオンの帯電により、プラス帯電の花粉を引きつけ、二重の効果で花粉をしっかりブロックします。」だそうです。

恥ずかしながら全く理解出来ません。

ネタとして採り上げていただき、この説明の解説をしていただけたら幸いです。

記サイトにある「ペクチン(中略)がアレルゲンやウイルスを効果的に吸着し(中略)さらに、核酸DNAを加えることで、ペクチンで吸着したアレルゲンなどを大きく固めて除去してしまう」という説明,私も理解できません。どなたか解説していただけないでしょうか。 

 

 

花粉症治療の「ポレノン」という市販薬について書きましたが,三重県の薬剤師さんからメールをいただきました。ありがとうございます。

ポレノンについて

●ペクチン・・・いわゆる(果実)ジャムのベタベタ成分(複合多糖類)です。
●DNA・・・糖+リン酸+塩基です。

おそらく開発者の理論はペクチンと(スギ花粉の表面に存在する多数のアレルゲンの中の一つである)ペクチン酸リアーゼとを酵素的反応(開発者の表現する「吸着」)させ続けて花粉が鼻腔粘膜表面に結合する暇を与えないようにしようということではないでしょうか。

DNAは(-)の電荷を持っています(電気泳動で+電極に移動する理由です)。だから(+)の電荷を持つ花粉とイオン結合(開発者の表現する「吸着」)するということではないでしょうか。(書いていて私もよくわかりませんが・・・)

私が感じる事実上の効果としてはジャムのベタベタに花粉が「くっついて固まる」ということではないでしょうか。

ちなみにポレノンは「清浄用化粧水」で製薬会社がCMなど宣伝している「ぬるマスク」などの代物は「医薬品」でも「医薬部外品」でもなくて「雑貨」らしいです。

 

ポレノンの特許情報です。

要約すると

ペクチンを花粉アレルゲンとを酵素-基質反応させ続けることにより、花粉が生体へ接触することを阻害する。

マイナス電荷のDNAをプラス電荷の花粉に接触させることにより花粉のプラス電荷を失わせる、またDNA「と」花粉がイオン結合することにより、花粉が生体へ接触することを阻害する。

  

  

ある養護教諭の方から花粉症の治療についての情報をいただきました。現在,花粉症の治療として「アレルシャット」という商品(「アレルシャット」とネット検索すればすぐに見つかります)がフマキラー(株)より市販されています。

「鼻の入り口に塗るだけで花粉やハウスダストの吸入をブロック!」といううたい文句のもので,綿棒で鼻腔の入り口にこれを一日に数回塗るだけ(塗り方は同社のサイトで図解で説明してあります)のものですが,この養護教諭の方には非常に効果があったそうです。

で,この商品についてこの方が調べてみたら,その正体は白色ワセリンそのものらしいのです。

なるほど,ワセリンを塗ってそのべたつきで花粉をトラップし,それ以上中に入らないようにする,という発想ですね。

というわけで,この方は「アレルシャット」の替わりに白色ワセリンを塗ってみたそうですが,使用感は全く同じで,花粉症治療効果も同じだったそうです。

白色ワセリンは,眼軟膏や口内炎軟膏の基剤として昔から広く使われていますから,鼻腔に塗る分には全く無害で安全と思われます。

私はまだ(?)花粉症を発症していないため,この方法の有効性については我が身で試すチャンスがありませんが,花粉症にお悩みの方,この方法を(自己責任の下で)試してみる価値がありそうですが,いかがでしょうか?

それにしても白色ワセリンは手荒れや主婦手湿疹,踵のガサガサ,乾燥肌・・・と万能選手ですが,まさか花粉症まで守備範囲だとは! 恐るべし,白色ワセリン!

 

たまたま怪我で受診した子供のお母さんが「花粉症がひどい」と話されたので,「白色ワセリンを鼻孔の入り口と目の周りに塗るだけで,花粉症が軽くなるみたいですよ。ダメもとでやってみたら」と教えてあげたら著効したそうです。

鼻孔から吸い込まれた花粉がワセリンにくっついてしまってそこでブロックされるためのようです。

  

試して効果があった方は、ぜひメールで結果を教えてくださいね。

 

 

 


 

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