ぶれの軽減フィルター

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フォトショップのバージョンアップで搭載されることになった、ぶれの軽減フィルター。

基本的には手ぶれなどによる画像のぶれを修復できるフィルターだ。

使ってみると、なるほど・・さすがフォトショップ。

   

ぶれの軽減フィルター (アドビの動画解説)

まずはこの解説をご覧あれ。

    

で、実際に使ってみた

0327original.jpg

上は横幅を1000ピクセルにリサイズした、オリジナル画像。 (画像をクリック)

拡大してみるととシャッター速度が遅かったため、手振れしていることがバレバレ。(笑)

 

0327burereduce.jpg

これは「ぶれの軽減フィルター」をデフォルト設定値で適用。

この大きさでもわかるが、拡大すると、明らかにブレが軽減されていることがわかる。

    

   

0327original2.jpg

では「ぶれていない」ショットに適用すると、どうなるか?

  

0327burereduce2.jpg

このサイズとほとんどわからないかもしれないが、拡大すると・・

画像がよりシャープになっていることがわかる。

  

わかりやすいよう、横幅サイズが5760ピクセルの原寸を部分拡大。

0327original2-2.jpg

オリジナル (キャプチャーのタイミングで、実際よりすこしブレが大きいけど・・)

    

0327burereduce2-2.jpg

「ぶれの軽減フィルター」をオンにすると・・

ヒャアー!こんなにもクッキリするじゃないですか。

     

さらにこの機能は、操作性が実によく考えられている。

確認用の小ウィンドウは、自在に拡大したい場所を移動できるため、ブレがわかりやすい部位で、マウスのクリックオンとオフができる。

すると違いは一目瞭然。

      

オレの場合、通常は横幅を5760ピクセルから1000ピクセルに縮小することが多いので、違いはわかりにくくはなるが・・

だが一見ブレていないように見えるショットても、「かすかなブレ」のあるショットというのは、意外にあるもの。

そうしたケースでも、このフィルターを通せば、かすかなブレでも補正し、写真をビシッとシャープに仕上げてくれる。

   

だが使用前・使用後パターンを実際に目にすると、全部の写真を処理しないと「気が済まなくなる」悩ましさも、同時発生することになる。

全部のショットをチェックしたくなって、いわうる「やめられない、止まらない、かっぱエビセン状態」になりやすいという、嬉しさ満点の状態へ陥りやすいのだ。

こちらの写真はすべて、このフィルターで処理。

            

処理する枚数が多いときは、原寸から1000ピクセル程度にリサイズしてから適用すると、フィルターの処理時間は圧倒的に少なくなる。

まさに一瞬で終わるため、サクサクと処理できるのだ。

  

オレのPCだと、オリジナルの5760ピクセルの場合、処理で待たされる時間は5秒くらい。

この時間は、パソコンに搭載されているCPU速度などの性能に、左右されることになる。

だが、処理の終わった後の画像を見れば、5秒待つだけの甲斐はあるよなあ・・

と妙に納得し、さらに満ち足りた気分になっている自分に、ご対面・・となるわけだ。

 

というわけで、バージョンアップの進化を体感できたフォトショップCCの魅力を再発見した次第。

        

        

写真の遠近法を調整する

Photoshop CC / ユーザー事例

 

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