ボトムスキャンには、沢山のボタンがあるので、ほとんどの方は一度も使わずというケースも多いはず。
ですがオープニングでの最初のユニットを選択する際に、結構使えるフィルターがあります。
トレーダーの皆さんのブログを見ても、今までこれについて気がついた方はいないようです。
というわけで・・
ボトムスキャンには、ギャップでの絞り込み機能として、始値が前日終値に対してギャップオープンしたとき、ギャップの方向に動いている銘柄を絞り込む。
というフィルター機能があります。
ボトムスキャンの R というボタンを押すと・・
3月19日の東京マーケットでの開始から4分後の表示。
これらの銘柄がどう動いたのかはこちら。
現在の株価が始値からギャップリバーサルの方向に動き、前日終値を抜けている銘柄を表示します。
ギャップアップだと前日終値より安い銘柄、ギャップダウンだと前日終値より高い銘柄を表示するわけです。
これは日足の終値をチェックしているので、前日終値を抜けていない場合は、表示されないので注意が必要です。
つまり、下の例のように、3分足の陽線の2本目でエントリーしたいというときは、まだ終値の上、つまりギャップを埋めていないので表示されないのです。
4分の時点では表示なし。
クイックマジックパターンでのエントリーでは、かろうじて間に合うわけですが・・
でもギャップが大きかったりして時間がかかると、タイミング的に間に合わないことになります。
ボトムスキャンは、ブラウザを変えれば、2セットまで起動できますから、 R をオンにしたボトムスキャンも同時に表示しておくことができます。
ですが一番左端のマークを見れば、 R フィルターがオフでも、そのつもりで見れば、わかるわけです。
上の表示に該当する東京マーケット18日(火) の記録を見ると・・
ショートサイド3銘柄はヒットしましたが、ロングサイドは壊滅。
つまりロングサイドで、ギャップアップして始まった銘柄は、ギャップアップで燃料を使い果たしてしまったのです。
始まってからは、燃料切れ・・というわけです。(笑)
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