ニコンD600センサーのダスト問題

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ニコンの中国での、一眼レフ販売停止命令は、中国、ニコンの一眼レフ販売停止命令 欠陥報道受けによると、中国国営中央テレビ(CCTV)が15日放送した特別番組で「『D600』には欠陥がある」と批判したことに対応した動きのようだ。

ネットで調べると、「D600」は撮影した写真に黒い粒状の像が写り込む不具合が多発している。

D5マークⅢでは、電源ON/OFF時に赤外吸収ガラスを超音波振動させ、撮像素子に付着したゴミやホコリをふるい落とす「セルフクリーニングセンサーユニット」が搭載されている。

シャッターユニットやボディキャップにゴミが発生しにくい部材を使用し、内部からゴミを出さないような設計になっているようだ。

そhしてさらに赤外吸収ガラスには帯電防止処理が施され、静電気でゴミを吸い寄せないような仕様で、つまりは「ゴミを出さない、付けない、残さない」という総合的な対策が施されている。

さすがキヤノン?! 

     

 

このD600という機種は、GANREF の D600の掲示板では・・

このセンサーのゴミは、シャッターユニットが油漏れを起こし、飛び散った油が付着しているものだそうです。だから、カメラでセンサーダストクリーニングを行っても取れません。

という投稿にあるが、もしそうなら、カメラメーカーの設計がまずかったと言うことになる。

ニコンは去年まで、一眼レフではゴミがつくのはあたりまえと言っておきながら、D600だけは無期限清掃が無料になっている。

   

    

D600は、2012年9月27日日発売のフルサイズセンサーのカメラで、現在ボディーだけだと13万前後。

そして2013年年10月月18日には、不具合対策?(笑)のD610が発売されている。

 

が~~ん・・・ゴミ問題なめてました というクチコミを見ると長いスレッドが続いている。  

そして D610 ボディの掲示板をザッと読んでいたら・・

     

nikonのこれまでの(特にD600に関する)問題は、リコール隠しにも似た対応です。

D600のオイルダスト問題が複数寄せられているにも関わらず、液晶の常時点灯ドット問題のような、理論的な構造上から起因する技術的な限界の問題にすり替えているところです。

リコール隠しというモチーフが適当なら、親会社の三菱(三菱東京UFJ銀行)傘下の三菱自動車が繰り返す不祥事を彷彿とさせてしまいます。

そのために、連射速度などに迎合するメディアの目を向けさせて、肝心なところを見えにくくしている感があります。

この問題に終止符を打ちかつ漁夫の利(何が漁夫の利かは、先の方が述べている安倍政権下での優遇処置から自明です)を自ら得るための一石二鳥のために、D610を投入したという見方が当を得ているでしょう。

昔を知っているユーザーからすれば、nikonの営業は変化したと思います。

戦中の半官半民的な体質が復古したような窓口の対応と言い、ユーザーの親身になっていないような場面が多々見受けられる今日この頃です。

ニコンブランドに愛着を持っているユーザーが三行半で離れていかないように、ニコンの営業は技術者の真摯な思いと意見に耳をもっと傾けるべきときがきているような気がします。

   

この投稿は2014年1月18日。

そして3月16日に中国で販売停止命令。

こうした経緯を見ると、ニコンは対応がまずかったようで、D600は地雷機種となってしまったようだ。

  

 

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