昨日自動録画されていた、金曜日の午後に行われたの記者会見の冒頭一時間を鑑賞。
わかりにくくするためとしか思えない、やたら小難しい説明や、抽象的な物言いをする理研の面々の発言は、しかしひどかった。
しかし下手なフィクションを遙かに凌ぐ、ツッコミどころ満載の会見は、見方によっては興味の尽きない内容だったといっていいだろう。
悪意はなかったとする具体的な証拠が何もない説明で、記者ははぐらかせても、その会見を見ている全員が納得すると思ったら大間違いだ。
理研は記者会見を見ているすべての納税者へ、具体的な経緯や根拠を説明する責任があるはず。
幹部は「データの改竄まで事前にチェックするのは無理だ」と答えていたが、それなら事後に、悪意があろうとなかろうと、理研の基準に沿った厳格な処分をするべきではないだろうか。
調査委員長の石井氏によると、ありえないデータなどを使うことを「捏造」、切り貼りのようなものを「改竄」、画像や文章をコピーペーストすることを「盗用」と区別しているという。
そして、この3つについて悪意のない「間違い」は除外するというが、では「悪意があるかないか」をどう判断するつもりなのか?
調査委員会の代表者が理研という組織に属しているからこそ、「慣れ合いで、悪意の有無を判断しているのではない」ということが、明確にわかるよう、途中経過を具体的に説明すべきなのだ。
この会見では、小保方さんが早稲田大学で博士号を取得した際の論文に使われた画像が、ネイチャーに掲載されたSTAP細胞の論文でも使用されていたと、調査委員会は認定している。
博士号を取得した際の論文に使われた画像は、STAP細胞とは無関係であるにもかかわらず、STAP細胞の論文で使うということは、STAP細胞の実験論文では、ありもしない画像を使って改竄したわけだ。
いや「捏造」したと言うべきかも知れない。
記者会見は一事が万事この調子。肝心な疑惑全てが「引き続き調査を継続中」という、あまりにも記者達や視聴者をナメた中間報告には呆れてしまった。
だがこうした騒動では、どの業界でも構造的なカネの流れが、深く関わっているものだ。
昨年医薬業界を揺るがせた「ノバルティス事件」 をご存じだろうか?
世界有数の製薬会社「ノバルティスファーマ」が販売した降圧剤は、大学医学部の複数論文を用い「脳卒中・狭心症への効果」を謳ったものの結局は虚偽だっというオチ。
調査によると、ノバルティスに都合のいい研究結果をデッチ上げた研究室には、ノバルティスから累計11億円余りのカネが、支払われていたという。
ノバルティス社:白血病薬試験関与 東大病院「信頼損ねた」 患者情報、ノ社に提供認める
今の再生医療分野での医薬品や新技術の土台となる論文は、「カネに直結する」債権のような役割を果たしていることが多い。
アベノミクスの成長戦略の中核となる医療分野では、2013年度から10年間、再生医療に対し約1100億円もの補助金というか支援金が支払われることになっている。
当然この支援金を巡って、研究機関の間では争奪戦が行なわれるわけだ。
2014年度には、iPS細胞研究に対し政府から150億円の支援が行われることが決まっている。
そのほとんどは、山中伸弥教授が在籍する京大研究所に支払われる。
つまり再生医療で結果を出せば、莫大な研究費を手にすることができるのだ。
もし、STAP細胞が認められれば、理研や小保方グループに大量の研究費が投入されることになる、という図式だ。
当然何とかして、素晴らしい研究結果を出さなければならない・・という外圧に晒されることになる。
左・小保方晴子研究ユニットリーダー 右・共同執筆者・若山教授
ネットでイロイロ調べるといろんなモノが出てくる。
日本だけではなく諸外国からもだ。
以下のように、様々な分野から、怪しさ満点の声が上がっているのだ
以下は2チャンネルから・・なのでそのつもりでお読みいただきたい。
小保方靖子氏のNature Letter論文のFig.1aの胎盤と羊膜のLong exposure(長時間露光)写真
実際は通常露光写真と緑の蛍光強度が同じであることが判明。
長時間露光では無いのではないか? いう疑惑が浮上している。
このバックグラウンドの緑蛍光が長時間露光でも変わっていないという問題は、PubPeerで指摘されている。
ところで、Fig.1bだけ、胎盤の赤い自家蛍光が見える。
STAPキメラの胎盤・羊膜の緑蛍光も自家蛍光かもしれない。
このFig.1aとFig.1bのLong exposureの画像は、胎児部分が除かれて胎盤と羊膜の部分だけが掲載されている。
そのため不自然という声が前々からあったというわけだ。
本来主観が入らないように組織採取・測定・解析者を別々にして、ブラインドをかけて実験すべきなのだ。
杜撰な論文の書き方だけではなく、追試失敗もしまくり、共同研究者も逃亡したわけで今の状況証拠からは、既にアウトではないだろうか。
小保方晴子の論文に「笑いの神」が降りてきた!
Ectodermal tissues were identified with expression of anti-bIII tubulin (mouse monoclonal antibody; G7121, Promega).
Mesodermal tissues were identified with expression of anti-a-smooth muscle actin (rabbit polyclonal; DAKO).
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393346625/517
専門家からすると解釈に困る英文らしい。
まるで、「工業生産の妊娠検査薬スティックが(手品のように体から)生えてきたから、女性であると証明された。」みたいに困る。
まず、女性の体から「人工的な妊娠検査薬のスティック」がニョキニョキ生えてくることはない。
仮に人工的な棒が体からニョキニョキ生えてきたとしても、そういう手品ができる人は、性別が女性とは限らない。
「人工的な工業検査薬が自ら生成されるのを確認して、その組織が天然組織の外胚葉、中胚葉と断定された。」
人工的な工業検査薬を使って、それぞれ、外胚葉、中胚葉に何か証明をしたいのはわかる。
しかし、市販試薬が天然組織から出てくる所が面白い、らしい。高度な笑い。
Mesodermal tissues were identified with expression of anti-a-smooth muscle actin (rabbit polyclonal; DAKO).
この面白さがわからない人にはまず以下に文章を分解することからはじめなければならない。
Mesodermal tissues 中胚葉繊維芽→まぁ、受精卵からちょっと細胞分裂が進んで沢山の細胞の塊になっている塊の一部だと思ってくれ。
今回の実験ではここにSTAPを埋め込んだとされている。
anti-a-smooth muscle actin (rabbit polyclonal; DAKO). 平滑筋抗体(DAKO社のrabbit polyclonalで作ったやつです) →市販されている抗体・・・生物の体内でも作られるけどね。
** were identified with expression of *** ***が発現しているので**だということがわかりました→つまり市販の抗体が発現しているので中胚葉繊維芽だとわかったということ。
発現→遺伝子が特定のたんぱく質(抗体もその一種だ)を作ること。
つまり、不思議なことにこの中胚葉繊維芽は市販のたんぱく質を作っているらしい。
ん?? んん????
小保方晴子の論文に「笑いの神」が降りてきた!
Ectodermal tissues were identified with expression of anti-bIII tubulin (mouse monoclonal antibody; G7121, Promega).
Mesodermal tissues were identified with expression of anti-a-smooth muscle actin (rabbit polyclonal; DAKO).
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1393346625/517
↑
よく読むと、ネズミにオレンジジュース(弱酸)をかけるとウサギになる、とも書いてあるから、本当ならノーベル賞でもいいんじゃない?
ネズミのSTAP細胞の中から、「私は間違いなくネズミ細胞ですよ。」 と存在証明する試薬判別反応が出てきた。そんなの当たり前。
面白いのは、ネズミ細胞の中から、同時に「種の壁」を越えた別種の「私は間違いなく【ウサギ細胞!】ですよ。」と保障する判別反応が出てきたことだ。
これじゃあ、ギリシャ神話に登場する合成獣キメラのような、 日本の鵺(ヌエ)のような、ウサギとネズミの合体獣になる。
http://i10.servimg.com/u/f10/09/01/82/56/chimar10.jpg
http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/41/0000476041/36/img8ca6c1b2zikfzj.jpeg
マウス細胞から「これはウサギです。」と保障する抗体反応が出ることはない。
そもそも、料理のレシピ準備に、混ぜるウサギ細胞もウサギ遺伝子も用意していない。
それ以前に、種族の壁を越えて、マウスとウサギの合いの子を産み出す実験目的じゃない。
もちろん小保方晴子の英語の書き間違いの無意味な偶然並びから、
この部分だけ意味の通る「笑いの神」が降りてきて「合いの子」をつくっちゃった。
これは面白と、生物板でさらされた。
おそらくこう書きたかったはず
Ectodermal tissues were identified with expression of bIII tublin using anti-bIII tubulin (mouse monoclonal antibody; G7121, Promega).
Mesodermal tissues were identified with expression of a-smooth muscle actin using anti-a-smooth muscle actin (rabbit polyclonal; DAKO).
単純な英語のミスだけど、どんだけ杜撰な書き方してるんだ、って話。
私がニコニコ動画で見たSTAP細胞は、中身の色が薄く均一で、ヒョウタンや瓜のように痩せ過ぎて、「中身が半分漏れた単なる死にかけ細胞」に見えた。
早稲田は医学バイオの歴史伝統がない。浅い。
小保方晴子は早稲田4年間の学部で無菌培養の衛生概念を学ぶチャンスを逃した。
一般で言うと、外国人が「トイレバケツ」と「刺身の皿」の区別がつかない状態と同じ。
よくある話で、優秀な半導体のロボット設計技術者が、無菌培養設備を試作するが、細胞より小さい粒子のウィルス感染して、培養細胞が溶けて水になって、頭をひねる状態。
バイオ水準の衛生概念を身につけられないまま、4年制学部を卒業してしまったんでしょう。
人によっては他人に教えられなくても、バイオ水準の衛生概念を悟る人もいるかもしれないが、人によっては他人に教えられないと、衛生概念が一生涯わからない人もいるだろう。
4年制学部でつまずくと、運が悪いと、バイオ水準の衛生概念を身につけられないまま、生涯が終わる。
早稲田卒業後の留学先は、バイオ方面の捏造教授バカンティーに弟子入りした。
バカンティー教授は麻酔科医で、医学バイオ水準の衛生概念はあるが、手抜きの捏造教授だ。
大学院は教育の場ではなく研究の場で、研究のイロハを手取り足取り教える「義務」はもうない。
バカンティーは、インチキで飯を食う「プロ」詐欺師の教授だから、大学院の世界はバイオ水準の衛生概念を教える「義務」はないので、手抜きして、教えてないと思う。
バカンティー教授は保身で学内の「真偽がわかる本物のバイオ研究者」と絶対に食事をしない。
食事で雑談すれば、本物の研究者とは話が通じないので、詐欺がばれるから、本物とは絶交している。
小保方には、少ないながらも人生の選択肢があり、詐欺師教授弟子入りで普通に人文系就職。
しかし、早稲田校風の早稲田女の性で、バカンティーが裕福な生活をしているので、詐欺冒険に走った。
日本に帰って、理研にもぐりこんだ。理研側は女性研究者を受け入れると「莫大」な男女共同参画助成金が転がり込む。
詐欺師と理研の利害が一致した。
彼女にはバイオ水準の衛生概念がないので、無菌培養準備部屋に泥スッポンを飼ってしまった。
すし屋のカウンターにウンチが盛ってあるようなものだ。それ説教するバイオ研究者はもういない。
その写真がネットに流れて、生物板の住人にバレた。
どちらにしろ、ネットの世界では、とうの昔から、ツッコミどころ満載状態なのだ。
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