パーフェクトマスタートレードセミナーの二日目。
初日雑感で書いたように、ボトムスキャン・クロススキャンをTOP5表示した銘柄だけに絞って練習する。
という予定でしたが、始まってみると、いきなり2本目でエントリーされたわけで・・
あれ?だったのですが、途中で指摘すると、「あっそうでした」(笑)
ということで、記録を見ると・・
AAPLは100株なのに3倍のサイズのため本来なら-65ドル。
ISISは本来の2倍の2千株でのエントリーなので、正しいイサイズの1000株なら-280ドルのはず。
なのでマイナス1175ドルがこの日の成績だったわけです。
ただ、ポジションサイズは、慣れれば間違うことはなくなるはず。
銘柄を次々と追いかけると、今日もこうしてマイナス1000ドル以上という昨日と同じ結果になっています。
ですから、まずはボトムスキャン・クロススキャンをTOP5表示した銘柄だけに絞って追いかける練習をすること。
それと、まだ同色のローソク足2本の後や、反対色のローソク足の次で、エントリーしようとする傾向があるので、3分足を使ったワンクリックシミュレーションも必要です。
というわけで今日の午後は、3分足を使ったワンクリックシミュレーションの練習デイ。
で夕方に、隣に座って、私の目の前でワンクリックシミュレーションを実演してもらったのですが・・
エントリーポイントの基準線を引かないで、進めるられるのでドクターストップ。(笑)
ワンクリックシミュレーションは基準線を引いて、練習をしなければなりません。
つまりエントリーできるローソク足の1本前のローソク足が基準線を越えていないとダメなのです。
それが曖昧だと、実際のマーケットではエントリーするタイミングで迷うことになります。
こういうやり方をしている人は、意外と多い気がします。
つまり週末などに、しっかりワンクリックシミュレーションをやっているのに、実際のマーケットでは勝てない、というケースです。
こういう場合は、ワンクリックシミュレーションのやり方自体が間違っているのです。
だから実際のマーケットで勝てない。
このサイクルが続く事になるわけです。
イントラデイの3分足を使ったワンクリックシミュレーションというのは、日足を使ったワンクリックシミュレーションとは違う部分があります。
それは、日足の場合、ローソク足の間のギャップも要素に入れて、ラインを引きます。
そしてその基準線を越えたら、エントリーしたことにして進めるわけです。
日足ですから、エントリーのタイミングとしては、時間が十分にあるため、実際のマーケットでも、何も問題はないのです。
当たり前ですね。
ですがイントラデイの場合、基準線を越えて始まった時点で執行ボタンを押したのでは遅いのです。
そのため、前のローソク足が確定する前に、執行ボタンを押す用意をするわけです。
そしてピッピッポーンという音声ガイドにあわせて、分単位でのジャストのタイミングで執行し、オールグリーンになるエントリーを目指します。
ということは、終わったローソク足のアタマが、基準線を越えている必要があります。
そのため基準線を引く条件が曖昧だったり、いい加減だったりすると、実際のマーケットでは、うまくゆかなくなるのです。
当然のことで、今回の彼の場合も、まさにそのケースでした。
私が実演すると、簡単そうに見えるので、自分も出来た気がして、基準線を引かずに、どんどんチャートを動かす練習をしてしまうと、どうなるでしょう?
それは完成したローソク足が見えてしまっているから、出来ているように見えているだけなのです。
そのため実際に夜の実際のマーケットでは、基準が明確にバシッと決まっていないがため、安定した成績が出なくなるのです。
これは、多くのトレーダーが填まってしまう、意外な落とし穴なのです。
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