昨夜の米国ナスダックマーケット10日(月)は、パーフェクトマスタートレードセミナーの初日。
マーケット開始後5分の時点でのボトムスキャンのパフォーマンスは +1290ドルという低水準でしたが、これはこの時点だけでの銘柄ですからね。
ネットエイドでガイドした銘柄のパフォーマンスは、チャートで見るネットエイド 米国株で書いているように開始から6分までのパフォーマンスは +5620ドル!
決して悪くない数字だったのですが・・
ちなみにトレーダーの皆さんの成績は、損益計算ツールリストで、下のようにアップされているデータを一覧できるようになっています。
もちろんこれは、私を含めたシステム側からしか見えないわけですが・・
ザッと見ると、おしなべてそれほど悪くなかったようです。
今回参加された、ハンドル名「トレードばか一代」さんの成績は、-1310ドル。
1月に基礎セミナーへ参加され、PCと27インチ縦置きができるモニター2枚が到着し、シミュレーショントレードを始められてから、まだ3日目。
経験値から言えば、まともにトレードできるわけはないのですが、トレードフロアの17インチモニター3枚という環境で果敢に挑戦されたというわけです。
ご自宅では、どうやっていたのかを伺うと、タイピングが遅いため、監視注目銘柄全てを表示するという方法で80銘柄ほどを監視されていたようです。
27インチモニター縦置き2枚の威力?!
じゃあよいカタチの銘柄を見つけたときはどうするのかというと、デモトレーダーのそばに並べたチャートへシンボルを打ち込むわけです。
で昨夜はどうやったかというと、17インチディスプレイ3枚なので、よい銘柄を見つけたらそのチャートを少し大きくして、それを見ながらエントリーというパターンだったわけです。
今日の朝からの聞き取り調査によると・・(笑)
始まるとすぐに、「2本目で入りましたか?」とか、「手仕舞いしました?」などという矢継ぎ早のガイドが、想定していたスピードの10倍くらい早く感じたそうです。
これ入っていいですかと聞くと、「それはもう遅いですよ」と言われ、単独銘柄でエントリーすると、「複数銘柄でエントリーしないと危ないですよ」と次々に指示され、冷静さを保つことができなかった。
ということのようです。
というわけで、開始後40分くらいでドクターストップ。(笑)
銘柄を監視するためのシステムをきちんと構築した方がいいだろう、ということで、実際に動いているマーケットで、銘柄を追跡できているかをチェックしながら、チャートのレイアウトを再構築する作業へと移行。
この日は、神戸在住のトレーダーであるう、ハンドル名うえっちさんもトレードフロアへ来られていたので(この日の成績は8トレードで+690ドル)彼もアドバイザーとして参加していただいての作業となったわけですが・・
で私が薦めた方法です。
まず右端のディスプレイ1枚にデモトレーダー8つを並べ、ボトムスキャン・クロススキャンをTOP5表示。
5分の時点で、ボトムスキャンの表示を5分で止め、ひたすらその銘柄を追いかけるわけです。
そのあとは、クロススキャンで表示されたTOP5表示の銘柄を追いかけるという作戦。
昨夜の米国ナスダックマーケット10日(月)に掲載されている銘柄へエントリーできるわけです。
つまり、可能性のあるパフォーマンスである、+1290ドルのうちのいくらを獲れるか?
という方法でまずは慣れることを目的にしたシミュレーションを毎日続けるわけですね。
なのでもう右端のディスプレイにはCQGの3分チャート4つを横に並べたものを3行つまり12銘柄分。
そして少し間を開けて、3分チャート4つを横に並べたものを2行で8銘柄分。
ロングサイド銘柄が多ければ、上3行がロングサイドで下2行がショートサイド。
ショートサイド銘柄が多いときは、上2行がロングサイドで下3行がショートサイド。
というようにマーケットの状況にあわせることができる、可変レイアウトにしてみたわけです。
そして真ん中のディスプレイには、右側にあるデモトレーダーに対応した3分チャートと1分チャートを横に並べるわけです。
これはエントリーと手仕舞い用に表示するチャートですね。
デモトレーダーの執行画面は、3銘柄同時ホールドのために3つ。
探し出した候補銘柄用に5つのデモトレーダー執行画面を割り当てることにしたわけです。
翌日は、このレイアウトでテストしてみようということでお開き。
オフィスを離れる頃には、疲れて意識が朦朧としていたそうです。(笑)
ホテルへ戻り、コーヒー牛乳を飲んで、風呂へ入って寝たのは1時過ぎだとのこと。
ぐっすり寝て朝6時半起床。
とはいっても、枕が変わると寝られないタイプなので・・ということでした。
でも今日はスッキリ!だそうです。
初日は、現在の問題点を洗い出し、翌日に備える、という目的でしたから、スムースにトレーディンができるレイアウトが再構築できた、という意味では大きな進歩があったわけです。
こうした、実際に無理なくシミュレーショントレードができるようなレイアウト状態へ、独力で到達しようとすると、場合によっては何ヶ月もかかることになりますからね。
さて今夜が楽しみです。