3分足を使ったトレーディングでは、3分足を基準にして判定をするわけだ。
だが1分足を併用することで、よりトレンドが明確になるという利点が生まれるのだ。
では早速実際の例をサンプルに説明しておこう。
下は12月24日のあるトレーダーの執行の記録だ。
せっかくのアタマの3銘柄エントリーだったが、トータルでマイナス349ドルとなっている。
ではそれぞれのトレードを、3分足チャートと1分足チャートで見比べてみよう。
上の3分足でのエントリーポイントを1分足で見ると・・
3分足の3本目のアタマでは見送りたくなるはず。
安全なエントリーポイントは、5本目の隠線のあとの陽線が出たあとのクロスパターンだということがわかるだろう。
上の3分足チャートでは逃げる場所はわからない。
だが下の1分足で見ると、プラスのうちに、逃げることができることがわかるだろう。
下の1分足で見ると、逃げる位置が特定しやすいことがわかるはず。
エントリーした銘柄を1分足でチェックするメリットはどこにあるのか?
それは、マーケットからのさまざまなサインを、より明確に読み解くことができるという点ではないだろうか?