シミュレーショントレードは、まずデモトレーダーを使いトレーニングを行います。
この場合、疑似執行となるわけですが、使用料は無料です。
次のステップは、リアルティックを使ったデモモードへ移行します。
そして最後に、リアルティックでの実トレード。
というようなステップで進めるのですが、ここで1つ注意すべき点があります。
デモトレーダーの場合、プログラム上で値を拾うため、損益の数字は実トレードよりも遙かに良い結果が出るのです。
そのため、リルティックのデモトレードモードへ移行すると、成績が悪くなります。
トレードフロアでも、リアルティックへ移行すると、一時的にですが、必ず成績は悪くなるのです。
さらに実トレードでは、実際に相手が居るわけですから、さらに渋い数字となるのです。
たとえば上のPCLNの例だと、保有時間が1分47秒で、どちらもグリーンではありません。
実トレードでは、よくても、多分半分以下の数字になるはずです。
実トレードでは ASK と BID という売り買いの値段の開き(スプレッド)があります。
その開きが多いと、意外に高い値段で買うことになったり、安い値段で売ることになったりするのです。
そのためには、1分単位のジャストのタイミングで執行の練習をすることが大事になります。
ですから3分足単位の執行を基本とした方法で、コンスタントな成績が出るようにしておく必要があるのです。
そうしないと、実トレードへ移行する段階で、意外に利益が薄くなり、その心理的なプレッシャーのため、勝てなくなる人が意外に多いのです。
トレーニングをされている方は、くれぐれも気をつけてください。
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