リクエストその2で書いた問題点というのは、ほとんどのトレーダーが未対策の項目に該当します。
カットロスは150ドル以下で、236をわかりやすいストップの位置にするといいことは今まで何度も書いてきています。
特にオープニングのユニットでは、同色のローソク足2本の後でエントリーするわけです。
つまり獲れるのは確率的に、ローソク足1本分しかないという前提でエントリーします。
そしてプルバックが来なければラッキー、プルバックがあるのが普通という状況を前提にして作戦を立てるわけです。
ですが多くのトレーダーは、「その方向へ動くだろう」という楽観的すぎる希望を持って、トレードをします。
この心構えの違いはもの凄く大きいのです。
米国ナスダックマーケットト8日(金)でのEQIX。
クイックマジックパターンで+1370ドル。
これは、実を言えば、とてもラッキーな展開なのです。
こういうことは滅多に起こらないと、アタマの片隅で考えてトレードすることが大事なのです。
ほとんどのトレーダーに抜けている視点ではないでしょうか。
原発の放射能に対する考え方と同じです。(笑)
発表される数字は超楽観的であり安全だと思わせるためのもの。
日本では、食べ物には、程度の違いはあれ、すでに放射能は含まれていると考えて生活することが大事なのです。
米国ナスダックマーケットト8日(金)では SNDK EQIX がリスキーなエントリーポイント。
最初の VRTX AMGN MYL は安全なエントリーポイント。
SINA FSLR STX WFM ALXN も安全な位置です。
つまり10トレードのうちの80%は安全な位置でのエントリーなのです。
WFMをサンプルにして解説。
3本目の陽線の終値が上値抵抗線(レジスタンス)より下なので見送り。
終値が上値抵抗線(レジスタンス)より下。
陽線が長すぎる。
終値が上値抵抗線(レジスタンス)を抜いている。
陽線が長過ぎない。
なのでこのあとのアタマでエントリー。
手仕舞いは陰線に呑み込まれてから。
上値抵抗線(レジスタンス)をテストして、ブレイクアウトできず。
ハイローバンドのローバンドも切ってきている。
という理由で手仕舞い。
ライブのマーケットで以上のようなポイントを考えて入るかどうかです。
この例では勝てましたが、こうした場合でも、カットロスになってしまうことがあるのです。
トレードとはそういう世界です。
そのためには、有利に働く確率の高いパターンだけを厳選する必要があるのです。
安全な要素がどれだけあるのかを、一瞬で見抜くためには、訓練あるのみ。
普段から3分足でのワンクリックシミュレーションを、どれだけ繰り返しているかなのです。
シミュレーションのできるビジネスが、世の中にどれだけあるでしょうか。
私はいつもそのことを感謝ながら、今でもワンクリックシミュレーションは毎日欠かさずやっています。
セミナーで実演し、どれだけ負けないかは、受講された方ならご存じのはず。
つまり、あなたも真剣に取り組めば、できるようになるということなのです。
できないのは、数が足りないからです。
Go for it !
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