米国の郵便番号別による1月から8月の販売動向によると、全米住宅価格トップ25地区の新車販売台数で最も人気が高かったブランドはテスラ。
住宅価格の平均が約4億円強から6億5千万円の25の地区で、テスラは何と8地区でトップのシェアを握っている。
カリフォルニア州と比べると、ニューヨーク州でのシェアが低い、つまり西高東低の図式となっている。
理由は充電スタンドの不足だけではなく、税金の違いによるものだ。
カリフォルニア州だと、EVのテスラ購入者には7千5百ドル(73万5千円)の連邦税が控除される。
さらには2千5百ドル(24万5千円)の州税控除とセットになるため、トータルでの購入価格は98万円安くなるわけだ。
「モデル S」は7万1千ドル(695万8千円)からなので、控除額を差し引くと、597万8千円で購入できることになる。
だが、カリフォルニアで購入したテスラSには、ある特典がついてくる。
テスラなら運転手1人だけ渋滞回避のためのに設定されている、相乗り車線専用走行レーンを走ることができるのだ。
渋滞を尻目に、ガラ空きの車線を、相乗りなしで走ることができるというわけだ。
航続距離は500キロ。
完全な電気自動車のため、必要な燃費というか電気代は高くても約千円程度。
仮に日本でレギュラーガソリン1リットルの価格が150円とすると1000円で6.6リットル買えることになる。
ガソリン1リットル当たり15キロの燃費性能の、いわゆる一般のガソリン車だと1000円で走ることができる距離は約100キロ。
リッター30キロのハイブリッド車でも千円で走ることができる距離は約200km。
こうして比較するとモデルSの走行コストは理論上相当安いことになるわけだ。
テスラの充電は、一般的な200ボルト、100ボルトのコンセントでOK。
さらに日本で量産電気自動車を販売している日産自動車や三菱自動車が主導で全国約1500カ所に設置されている急速充電器などにも対応している。
納車開始は2014年春の予定だという。
当然のことながら株価という市場の評価も高い。
2013年の4月に44ドルを切る株価は、6カ月後には170ドル弱まで上昇。
セミナーでも推薦している週足を使ったトレード手法だと500株を220万円で購入。
6カ月後には635万円弱の利益。
220万円の元手で、テスラSを購入することができるうえ、元本の220万円は丸々残るというわけだ。
資金が半分なら、250株を110万円で購入し利益は315万円。
この手法では資金を4銘柄から5銘柄に分散するわけだ。
その中のたった1銘柄だけで、これだけのパフォーマンスを叩き出すことができるのだ。
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