5DMarkⅢ+SIGMA 35mm F1.4 DG HSM A012 は、気軽に写真を撮るにも適している。
重ささえ我慢できればのハナシだが・・(笑)
35ミリの画角を持つレンズは、少し絞るだけで、こういうショットもOKだ。
SIGMA 35mm F1.4 DG HSM A012 とフルサイズセンサーを組合わせる醍醐味は?
「ボケの魅力に集約される」と言っても過言ではないだろう。
絞り開放では、このようにピントが合い、しかも非常に狭い範囲に限定される。
そしてその範囲を超えると、この写真のように、手前と奥がボケるわけだ。
そしてその「ボケ味」がまた素晴らしい。
食べ物自体を獲るだけなら、FUJIFILM X-20の方が適している。
だがこうしたショットは、様々な要素のバランスで成り立っているからね。
逆光でも、ただシャッターボタンを押すだけ。
それで、これだけ表現してくれるのだ。
こういうショットは、X-20では難しいはず。
非常に暗いトイレのドアだが、ISO6400まで上げればOK。
中はさらに暗いが、ISO6400で、誰でもこれくらいは獲れるのだ。
このように日常の何気ないシーンでも、あたかもスパイスを一振り、振りかけたかのような効果を感じることができるわけだ。
まさにカメラのおかげというわけです。(笑)