再びご質問をいただきました。 前回の「ご質問」での株価についての、ご質問です。
先日、エントリーのタイミングについて質問させていただいた**と申します。
ご回答ありがとうございました。
23.6%以上、両サイドへ動いた銘柄にエントリーするということでしたが、配信されてくる銘柄の株価は9時5分の時点での株価でしょうか?
それとも20日間の一日の値動きの幅の23.6%上下の株価でしょうか?
ご回答のサンプルの 7741 HOYA -0.535 2,280 の 2280円は 9時5分の時点での株価ではなく、越えたらエントリーする20日間の一日の値動きの幅の23.6%上下の株価のような回答だったのですが、その株価ではなく9時5分の時点での株価のような気がします。
もし配信されてくる株価が越えたらエントリーする株価ではなく9時5分の時点での株価だった場合、正確な越えたらエントリーする株価が知りたいので銘柄配信の時に記載していただくのは難しいでしょうか?
配信が難しいようであれば20日間の一日の値動きの幅の23.6%上下の株価を知る方法を教えていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
というご質問ですが、配信リストのタイトルには、9時5分の紹介銘柄とありますね。
つまり、株価とは、9時5分の時点の株価のことです。
Change がレンジアベレージに対する割合です。
上昇中の銘柄は5銘柄とも 0.236 よりすべて大きな値です。
つまり236のガイドラインを越えているので、この株価を超えていれば、ローソク足フォーメーションを見てエントリーすればいいわけです。
下落中の銘柄、つまりショートサイド銘柄も同じです。
すべてマイナス 0.236 より大きな数値で、マイナス側の236を越えていますから、この株価を下回れば、空売りできる領域にあるということになります。
ご質問では、236ガイドラインの具体的な株価を知りたいということですが、236ガイドラインの値がわかったからといって、エントリーに役立つとは限りません。
株価以外に、236ガイドラインの数値にこだわることで、肝心のチャートを見る集中力が希薄になる事の方が多くなるのです。
トレーディングは多くの情報があるからといって、それが利益と比例するわけではありません。
実は、反比例することの方が多いのです。
ですからこうした236ガイドラインの数字を使いこなすには、訓練が必要になります。
このことは、トレードフロアでの3年にわたるトレーニングでも、立証されています。
あえて株価だけを配信しているのは、こうした事を踏まえてのことなのです。
最も効果があるのは、CQGのようにチャートへ自動的に236のガイドラインを表示させる方法です。
つまり236の値を数字ではなく、視覚的にチャートとあわせた表示として見る方が、わかりやすいのです。
基礎セミナーへ参加されると、ガイドラインを自動で表示するマクロプログラムを、無料で入手することができます。
ただしCQGの月額使用料は、一ヶ月5万円ほどの費用がかかります。
一日1700円ほどのコストになります。
◆◆9時5分のボトムスキャン銘柄
ボトムスキャン ・無料ユーザー登録 で 1週間無料トライアル
また、236ガイドラインの値を知るだけなら、ボトムスキャンを使うという方法があります。
上の表示のように、+236と-236の株価が表示されています。
このサービスを契約されれば、月額2万円でこのツールを使うことができます。
一日あたり1000円の使用料です。
http://www.breakscan.com/bottom/
下記は、上のショートサイド銘柄で、エントリーできた銘柄のチャートです。
ボトムスキャンとCQGのチャートソフトの組み合わせが、最強です。
コストはボトムスキャンが一日千円。
CQGが一日1700円。
トータルで一日2千700円かかるわけですが・・
下の4銘柄トータルで +5万6千円。
いくらのコストを掛けて、いくら稼ぎたいのか?
トレードではこうした基本的なビジネスプランを明確にしておく必要があるのです。
HOYA(7741) +1万5千円
住友電気工業(5802) -3千円 +2万円
最初はカットロスでしたが・・
松井証券(8628) +1万1千円
昭和シェル石油(5002) +1万3千円
最後にに、まとめです。
9時5分の紹介銘柄で0.236より少ない値の銘柄が混じることがありますが、そういう銘柄は除外してください。
マイナス側も同じで -0.236 より小さな数字、たとえば -0.180 のような Change が表示されている銘柄は、相手にしないということです。
この条件を満たす銘柄の株価を越えた銘柄にエントリーしてください。
この方法は株価だけを見ればいいという、シンプルで、とてもわかりやすい方法です。
ぜひ、シミュレーションをしてみてください。
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